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最終更新日:2026年10月16日
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細菌学
獣医細菌学/Veterinary Bacteriology
本講義では、1)微生物学発達の歴史と細菌の全般的な分類学的位置づけ、形態と微細構造、栄養要求性、増殖、分離同定法など細菌の一般性状、2)細菌がいかに栄養物とエネルギーを獲得し、これらを利用して、細菌の構成物質を合成するかなどの物質代謝、3)細菌の変異様式とその機構、細菌の遺伝子、プラスミド、バクテリオファージの構造、機能、細菌における遺伝子の伝達、遺伝子操作など細菌の変異と遺伝、4)感染の経路、経過と発症、感染症成立の要因など感染と宿主・寄生体関係、5)動物の生活環境中に存在する無数の病原性、非病原性微生物に対する滅菌と消毒の方法、6)病原微生物に対して強い殺菌あるいは静菌作用をもち、生体に対して副作用の少ない化学物質を動物に与えて、感染症を治療する化学療法、7)免疫付与によって、病原微生物の感染から宿主を守るワクチンの種類や性質、製造法などを講義する総論部分と、グラム染色性、好気性ないし嫌気性などのグループごとに、それぞれの細菌の分類、生物学的特性および病原性と、それらに起因する代表的な動物(魚類も含む)の病気を紹介する各論部分からなる。
本講義で扱う細菌はあくまでも動物に対する病原細菌であり、食品産業や工業生産に有用な細菌については必要に応じて僅かに触れる程度である。獣医学課程では様々な科目があるが,動物が主役でなく,目に見えない生き物が主役の学問である。
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