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最終更新日:2024年3月15日

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生物環境要素学

 生物体近傍の環境は生物の生理反応および生育に影響を及ぼすと同時に、生物自身もその環境に影響を及ぼす。この双方向の影響をとくに物理的な環境要素に焦点を当てて講義する。なお、生物としてはおもに陸上植物を想定している。はじめに生物環境要素学の概要を論じ、併せて関連する最近のトピックスを紹介する。続いて国際単位系および生物環境の関連用語について概説する。その後、光、水およびガスに関する環境要素の基礎的事項とそれらの環境要素が植物の生理反応に及ぼす影響について解説する。とくに光環境に関する事項については詳しく解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320650
FAG-CE3G26L1
生物環境要素学
富士原 和宏
S1
月曜3限、金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)授業計画、成績評価方法、および教科書・参考書の説明、生物環境要素学概論 2)国際単位系 3)生物環境・環境要因・環境要素 4)光に関する環境要素および基礎的事項Ⅰ 5)光に関する環境要素および基礎的事項Ⅱ 6)光に関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅰ 7)光に関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅱ 8)水に関する環境要素および基礎的事項 9)水に関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅰ 10)水に関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅱ 11)ガスに関する環境要素および基礎的事項 12)ガスに関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅰ 13)ガスに関する環境要素が植物生理反応に及ぼす影響Ⅱ 
授業の方法
対面での講義形式で行います。 配付資料がある場合には、おもにITC-LMSを通して配布します。
成績評価方法
授業中の質問に対する回答 (20点) 、レポート (4回程度の通常レポートで計40点、最終レポートで40点) により評価します。ただし、最終レポート (40点) を取り止めて教室での試験(40点)に変更する可能性もあります。 レポートの課題、提出期限は授業中に指示します。 レポートは、おもにITC-LMSを通して提出することになります。
教科書
(参考)1)最新施設園芸学,古在・後藤・富士原編著,朝倉書店,ISBN: 978-4-254-41026-6 (参考)2)農業気象学入門,鮫島編,文永堂出版,ISBN: 978-4-8300-4141-9 (参考)3)An introduction to environmental biophysics, G. S. Campbell & J. M. Norman, Springer, ISBN: 978-3540902287
参考書
1) 国際文書第9版 国際単位系(SI) https://unit.aist.go.jp/*****
履修上の注意
第1回目の授業時間において、授業計画、受講にあたっての注意事項および成績評価法等について詳細に説明するので、受講希望者は第1回目の授業には必ず出席してください。 大学入学試験で生物を選択していない学生は、高校の生物の参考書等で、「光合成」および「植物の反応と調節」に関する部分を簡単に予習しておくことを勧めます。概要を理解している程度で十分です。
その他
対面での講義形式です。 2021年度シラバス作成教員:富士原和宏