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最終更新日:2024年10月18日

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水工システム学

水工システム学
持続的な農業生産を行うには、灌漑用水を必要な時に必要な量だけ農地へと届け、一方で農地における過剰な水を速やかに排除して、地区外へと排水する仕組みが必要である。この役割を担っている用水施設系と排水施設系を併せて、農業水利システムと呼ぶ。本講では、農業水利システムを構成する各種の水利施設、具体的には、水源施設、取水施設、送水施設、ポンプ場の計画・設計・施工・管理について、工学的な立場から解説する。
本講の達成目標は、農業水利システムを構成する上記の水利施設について、(1)目的と機能、(2)構造、(3)設計・施工時の留意点、(4)維持管理上の留意点、を説明できることである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320540
FAG-CE3G15L1
水工システム学
高木 強治
A2
月曜3限、火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
・農業水利システム ・ダム(1):設計の基本とダム本体 ・ダム(2):付帯施設とダムの管理 ・頭首工(1):設計の基本と施設構成 ・頭首工(2):細部設計 ・水路工(1):水路組織と設計の基本 ・水路工(2):開水路と管水路の設計 ・水路工(3):落差構造物・分水工・その他の施設 ・地下水工 ・ポンプ場
授業の方法
対面型授業とする。ただし、教員の都合でビデオもしくはオンライン対応になる場合もあるので、UTOLのお知らせには留意すること。講義資料の配布は、UTOLを通して行う。 授業予定日は以下のとおりである。 前期:12/2, 12/3, 12/9, 12/10, 12/16, 12/17, 12/23(中間試験) 後期:12/24, 1/6, 1/7, 1/14, 1/20, 1/21, 1/27(期末試験)
成績評価方法
中間試験と期末試験の総合評価とする。2/3以上の授業出席を原則とする。
教科書
指定しない。
参考書
・農業農村工学会 (2016):資格試験のための農業農村工学必携 ・農業農村工学会 (2010):改訂七版 農業農村工学ハンドブック
履修上の注意
流れ学 (2年次A1A2ターム)、水理学 (3年次S1ターム)、水利環境工学 (3年次A1ターム) を履修しておくことが望ましい。
その他
講義の内容や資料は、講師や第三者の著作物である。それらを許可なくSNSで共有したり、ウェブサイト等にアップロードしたりすることは禁止する。また、許可なく講義の録画・録音をすること、これらを第三者がわかるような形でアップロードすることは不正行為と見なされるので注意のこと。 2024年度シラバス作成教員:高木強治
実務経験と授業科目の関連性
農研機構における勤務経験を有する教員が、農業農村整備事業に係る技術指導を通して培った実務経験を活かして、水工システム学について講義する。