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最終更新日:2026年10月16日

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土壌物理学

土壌の物理的特性の理解ならびに土壌中の移動現象の基礎
ほぼすべての学生さんにとって,「土壌」に関する科学や工学があるということは初めて聞く話だと思います.それに加えて小中高+大学の教養学部では「移動現象」やそれが重要であることについて学ぶ機会もなかったと思います.その意味で本講義は,今までにない話を聞くことができると共に,本講義の内容は農学だけではなく,工学(土木)や理学(気候形成・温暖化,地下水)にも関わるものです.
 
土壌は、自然界を構成する要素の一つで、生物と環境を育む役割を持ちつつ、生物と環境によって形作られてきたものです。土壌は環境資源科学の中で重要な位置を占め、大きな役割を演じていますが、それは土壌の物理的な本性に基づくところが少なくありません。そこで、土壌の物理的な構造はどのように把えるかから始まって、物理的な性質はどのような量であらわすか、そして土壌に見られる物理現象、特に水、溶質、ガス状物質、熱の各移動現象の特性と共通性について講義します。さらに、近年開発が著しい各種測定手法の原理、また土壌物理学と環境保全との関連などにも言及します。
なお、本講義は、2年冬学期「農学主題科目・土壌圏の科学」、3年次専修科目、「環境地水学」、「農地環境工学」、「土質力学」、3年「生物・環境工学実験Ⅰ・Ⅱ」,「水文学」等と関連が深い。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320430
FAG-CE2G03L1
土壌物理学
西村 拓
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
農学部
授業計画
以下は案で,講義初日に確定版を周知します. 1 導入・土の固相と間隙 2 土の濡れ性 3 土の保水性 4 飽和土中の水移動 5 飽和・不飽和土中の水移動 6 不飽和土中の水移動と質量保存則 7 中間試験 8 野外での水移動現象 9 土中の溶質移動 10 土中の溶質移動(続き) 11 土中の熱移動 12 土中のガス移動 13 土壌の不均一性と物質移動・復習の演習 14 期末試験
授業の方法
基本的に対面で行う講義主体、適宜事項の確認や出席確認を兼ねた小テストや課題を課することがあります.講義時間は原則105分です.
成績評価方法
出席を前提として,小テスト、課題,期末試験(講義最終日の予定)の成績で評価する。
履修上の注意
・専門の講義は当然のことながら今までまったく触れたことのない新しい内容であることが多い。 土壌物理学は、社会においては農業、環境を問わず必要とされることが多い.温暖化抑制や近年の気候変動の下で食料生産を維持するためには必須の学問なので、是非、挑戦してみて欲しい。 ・専修の3年次科目「環境地水学」や「生物・環境工学実験Ⅰ・Ⅱ」中の土壌関係の実験,農地環境工学,水利環境工学,土質力学の一部は、「土壌物理学」の既習を前提として実施するので、専修学生には本科目を履修することを強く勧める。
その他
基本的に対面で講義を行います. シラバス作成教員:西村 拓、山下祐司