学部後期課程
HOME 学部後期課程 建築法規
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年3月15日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

建築法規

建築法規
建築の実現には、建築基準法や消防法、さらに多くの建築関係法規を遵守する必要がある。
とはいえ、法令集片手に読み進めば設計が進むわけではない。
敷地へ足を運び、周囲の環境を感じて心躍らせながら、クライアントの意見に耳を傾け、
どんな建築を造ろうか思案をする。楽しいひとときである。そんな時、建築法規や関連する
自治体の条例と向き合ってみると法規も設計の与条件のひとつだと気づき、一つ一つ法規に
適合させながら建築の実現へと向かう。
講義では、建築法規の概説に加え、いくつかの作品を通して、建築家がいかに法規を駆使し
て建築物が実現したか理解し、建築家の使命と共に社会における建築の重要性を考察する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320425
FAG-CE3W11L1
建築法規
河野 泰治
A1
火曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)建築基準法令の概論:目的と法体系、第1章総則、用語、確認申請等 2)建築基準法第3章:建築物の敷地、構造、用途等(集団規定の概要) 3)建築基準法第2章:建築物の敷地、構造、設備 (単体規定の概要) 4)建築物の実例からみるデザインと法規1 5)建築物の実例からみるデザインと法規2 6)建築物の実例からみるデザインと法規3 7)建築物の実例からみるデザインと法規4
授業の方法
講義形式で行うが、事例解説の際には実際の建物等の紹介を交えて行う。 2020年度はすべてオンライン講義(Zoom)により行う
成績評価方法
出席および講義中の課題、レポートにより総合的に評価する。試験は行わない。 レポート及び課題では建築物等のスケッチ(または図面)が必須となる
教科書
特になし
参考書
ディテール No.225 特集デザインから読み解く建築法規(2020年7月 夏季号、彰国社) 実例の多くはこの特集に掲載されている作品から話をします 当該年版の建築関係法令集(青本、赤本など)
履修上の注意
農学部木質構造科学専修の建築士受験用指定科目認定済
その他
2020年度シラバス作成教員:河野泰治
実務経験と授業科目の関連性
担当教員の河野先生は一級建築士として多くの実務経験を有しており、農学部キャンパス内の弥生講堂アネックスも河野先生の設計によるものであり、これら実際の建物の事例において建築法規をどのように捉えて設計をすすめていったのか等の話を交えながら建築法規と実際の建物の設計との関係についてわかりやすく講義する。