学部後期課程
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最終更新日:2024年10月18日

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農村計画学

農村計画学/Rural Planning
住民参加型の地域計画手法として、地域づくりのためのワークショップ手法を講義と演習によって修得します。また過疎化や混住化による地域社会の機能低下や、減災・防災など、現在の農村で克服すべき様々な課題を明らかにしながら、ワークショップ手法を地域づくりの現場で適用していくための課題や条件を学びます。さらに、豊かな農村資源を保全・管理するための法律・制度を、その①背景や歴史、②内容、③運用実態と課題から学びます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320080
FAG-CE3G01L1
農村計画学
福与 徳文
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1.イントロダクション:農村の諸問題 2.住民参加型地域計画手法1:地域づくりワークショップ〈基礎編〉 3.住民参加型地域計画手法2:地域づくりワークショップ〈応用編〉 4.演習:模擬ワークショップ〈廃校活用計画づくり〉 5.住民参加型地域計画手法3:地域づくりワークショップ〈理論編〉 6.集落再編による地域社会の機能再生 7.災害に強い地域づくり1:津波減災空間創出のための合意形成支援技術 8.災害に強い地域づくり2:海岸堤防の高さに関わる合意形成の新たなかたち 9.農地集積と資源管理のための計画手法 10.農村土地利用計画制度1:法定土地利用計画 11.農村土地利用計画制度2:土地利用調整:換地処分と交換分合 12.農村資源管理ための制度1:日本型直接支払制度の歴史と内容 13.農村資源管理ための制度2:日本型直接支払制度の実態と課題
授業の方法
講義を中心としながら、演習(模擬ワークショップ)も実施します。
成績評価方法
期末レポート100%
教科書
教科書はありません。授業資料はlmsにより配信します。
参考書
1)農研機構『ワークショップを活用した地域づくりマニュアル』2013 2)福与徳文『地域社会の機能と再生:農村社会計画論』日本経済評論社、2011 3)福与徳文『災害に強い地域づくり:地域社会の内発性と計画』日本経済評論社、2020
履修上の注意
講義の一部でグループワークによる模擬ワークショップを行いますが、積極的な態度で参加してください。
実務経験と授業科目の関連性
独立行政法人の研究者として、中山間地域や津波被災地において住民参加型の地域計画づくりを実践しながら計画手法の研究を行い、なおかつ普及指導員など、自治体職員に対する研修業務に従事してきた実務経験を有している非常勤教員が、その経験を活かして、実際の地域づくりの現場を題材とした講義と演習を行う。