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最終更新日:2024年10月18日
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都市農村計画学
人口減少,都市の縮退といった社会変化や,環境共生への要請の高まりを背景として,都市と農村の関係は大きく変化しつつある。これまでのような都市と農村を別々に扱う計画体系から脱却し,地域を一体的に整備していく計画手法の確立が求められているといえる。本講義では上記の問題意識のもと,ランドスケープという観点から地域を一体的に捉える手法と都市農村計画への応用の可能性を議論する。まず都市計画・農村計画の歴史,都市と農村の関係の歴史について講義を行う。次に,都市・農村の環境特性と環境評価の方法,都市計画や地域計画制度の内容,その適用について講義を行う。その上で,今後の都市農村の一体的整備について,事例をもとに議論をしていく。
環境共生型の都市・農村整備を進めるためには,都市成立の歴史的経緯を踏まえながら,基盤としての自然・社会環境を読み解き,その知見を計画へと応用するスキルが必要となる。本講義を通じて,
・ランドスケープという視点から都市農村空間を理解する手法を身につけること
・都市農村環境の保全・創出にかかわる様々な分析・評価・設計手法の可能性と限界を理解すること
・ランドスケープという視点から都市農村デザインを批評するスキルを習得すること
を目標としている。
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