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最終更新日:2024年10月18日

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自然共生社会論

自然共生社会論
 我々の社会は、自然がもたらす多様な恵み(生態系サービス)に支えられています。しかしながら、地球環境及び社会経済の変化が引き起こす生物多様性の減少や生態系の劣化により、将来にわたる生態系サービスの持続的な供給が危ぶまれています。本講義では、生態系サービスを将来にわたり享受できる自然共生社会の構築に必要な基礎知識の習得を目標として、我が国や諸外国の生態系サービスの現状や評価の方法、関係する国際的枠組み、国内の政策や計画・事業等の制度や実際の取組みについて、計画論的な視点から学びます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060320021
FAG-CE3L01L1
自然共生社会論
橋本 禅
S1 S2
火曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)自然共生社会とは何か 2)我が国と諸外国における生態系サービス評価の取組み 3)生態系サービスの多様な価値と評価方法 4)生態系サービスに関わる国際条約、国際イニシアティブ、科学政策インターフェイス 5)意思決定において留意するべき生態系サービスの諸特性 5)生物多様性国家戦略、土地利用計画の役割 6)生態系サービスへの支払いやその他手法の役割 8)インフラ整備を通じた緑と潤いのある空間の形成 9)地域資源の参加型管理 10)自然共生社会実現に向けた政策の検討
授業の方法
授業実施形態は対面型(対面のみで実施)とします。
成績評価方法
毎回の授業後に提出するリアクションペーパーと期末レポートで評価します。 提出期限および提出先は授業中に指示します。
教科書
Google Classroomを通じて毎回資料を配布します。Classroomへの参加方法は初回の授業でお知らせします。
参考書
・小宮山宏・武内和彦・住明正・花木啓祐・三村信男編『生態系と自然共生社会』サステイナビリティ学シリーズ4, 東京大学出版会,2010年 ・生物多様性及び生態系サービスの総合評価2021(JBO3)政策決定者向要約、環境省、URL:https://www.biodic.go.jp/***** ・IPBES生物多様性と生態系サービスに関する地球規模評価報告書 政策決定者向け要約、IPBES、URL:https://www.iges.or.jp/***** ・
履修上の注意
・履修に先駆けて「橋本禅・齊藤修『農村計画と生態系サービス』、農林統計出版、2014」を読むようにしてください。 ・授業に関連して新聞や雑誌の記事を紹介することがあります。授業で学んだトピックの理解の向上のため必ず読むようにしてください。 ・部活やサークルの遠征、その他の都合で授業の頻繁に欠席する(あるいは、その可能性がある)場合は、履修登録を控えるようにしてください。履修登録後の相談は受け付けません。
その他
2024年度シラバス作成教員:橋本 禅