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最終更新日:2025年4月21日

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生物多様性科学

生物多様性科学/Biodiversity Science
 生物の世界はなぜこんなに多様なのか、多様な世界はどのようにして維持され、また進化してきたのか。今日、日本や世界の各地で生物の減少や絶滅が問題になっているが、それらはなぜそのようになってしまったのか。本講義では、こうした生物の多様性の意味、仕組、進化、保全にかかわることがらに焦点をあてて講義する。まず、生物の多様性の実態やその成り立ちを、地球生態系の形成過程や生物進化の観点から概観する。次に、個々の種の個体数の変動やほかのさまざまな生物との相互作用についてのべ、生物群集や生態系がどのような構造をもち、維持されているかについて紹介する。最後に、希少な生物や生態系の保全のあり方についてのべ、生物多様性の保全と人間社会の持続性のあり方について論じる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060311220
FAG-CE3S01L1
生物多様性科学
宮下 直
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
対面授業を講義室で実施する予定です。 【授業計画】 1.生物多様性科学とは(4/7宮下) 2.種数の決定機構(1)(4/14宮下) 3.種数の決定機構(1)(4/21宮下) 4.生態系の構造と機能(4/28宮下) 5.種の多様性と生態系機能(5/19宮下) 6.生物の多様性と保全(1)(5/26宮下) 7.個体群の動態(1)(5/29(月)瀧本) 8.個体群の動態(2)(6/9瀧本) 9.生物間相互作用(1)(6/16瀧本) 10.生物間相互作用(2)(6/23瀧本) 11.生物間相互作用(3)(6/30瀧本) 12.生物の多様性と保全(2)(7/7宮下) 13.進化と生物多様性(1)(7/14 瀧本) 14.進化と生物多様性(2)(7/21 瀧本)
授業の方法
*講義資料は授業時に配布、あるいはITC-LMSを通して配布します。ITC-LMSから講義資料をダウンロードするには、UTASで本授業を履修登録あるいは仮登録してください。
成績評価方法
レポートにより評価する。 レポート課題:講義中に指示をする。 提出方法:3000字程度 レポートの締め切り:講義中に指示をする。 提出先:講義中に指示をする。
教科書
生物多様性概論、宮下 直 ・瀧本 岳 ・鈴木 牧 ・佐野光彦、朝倉書店、ISBN978-4-254-17164-8 生物多様性と生態学、宮下 直・井鷺裕司・千葉 聡、朝倉書店、ISBN978-4-254-17150-1 群集生態学、宮下 直、野田隆史、東京大学出版会、ISBN4-13-062211-0
参考書
必要に応じて、講義中に紹介する。
履修上の注意
大学教養レベルの微分積分学・線形代数学を応用する場合があるが、必要に応じて初等的な解説を行う。講義内容の理解を確認し深めるための演習問題を課す場合がある。
その他
対面授業を講義室で実施する予定ですが、もしコロナ感染が拡大した場合には授業形態を変更します。 <オンライン授業に関する注意事項> ・授業のZoom URLを公開することは厳禁です。 ・講義の内容や資料は、講師や第三者の著作物です。必ず以下のルールを遵守してください。 ・本講義のスクリーンショット撮影、録画や録音等は一切禁止します。 ・本講義では、自身の学習目的でのスクリーンショット撮影、録画や録音等は認めますが、それらを許可なくSNSで共有したり、別のウェブサイト等にアップロードすることは禁止します。 ・許可なく講義画面のスクリーンショットを撮影することや、講義の録画・録音すること、これらを第三者がわかるような形でアップロードすることは、不正行為と見なされます。講義のZoom URLを第三者に提供することも不正行為と見なされます。