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最終更新日:2026年10月16日

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浮遊生物学

浮遊生物学
 浮遊生物とは、遊泳力が弱いため水の流れに逆らって自らの位置を保持することのできない生物の総称であり、大はクラゲから小はウィルスに至るまで様々な分類群の生物が含まれている。本講義では浮遊生物群集について、それを構成する生物とその生理生態学的特性を解説する。次いで群集の時間的・空間的な変動様態とそれを制御している環境要因との関連、および食物網について講述し、浮遊生物群集が水圏の生物生産と物質循環に果たす役割を理解する。また、プランクトンには、魚貝類幼生の餌料として有用である反面、赤潮や魚貝類毒化現象を引き起こして水域環境や沿岸漁業に多大な損害を与えるなど人間の社会生活とも深い関わりを持っている。これらの基礎的知見の解説をもとに、その応用として沿岸の環境問題に対する考え方についても紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310930
FAG-CL3Q10L1
浮遊生物学
高橋 一生
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
可
開講所属
農学部
授業計画
1)浮遊生物の生態特性 2)浮遊生態系と陸上生態系の比較 3)プランクトンの生息環境 4)植物プランクトンの分類 5)植物プランクトンの生理生態 6)植物プランクトンの増殖特性と生活環 7)動物プランクトンの分類 8)動物プランクトンの食生態 9)食物連鎖、微生物環 10)プランクトンの鉛直分布、生物ポンプ 11)プランクトンの地理的分布と季節変化 12)研究方法、研究史 13)赤潮 魚貝類毒化現象
授業の方法
対面講義方式
成績評価方法
出席、講義中課題提出、期末試験の成績をもって評価する。
履修上の注意
「水圏環境科学」の履修が望ましい。 ガイダンスは第一回目講義時に実施する
実務経験と授業科目の関連性
講義を担当する教員は、水産庁、研究開発法人水産研究教育機構に勤務歴があり、海洋環境現場観測とそのデータ解析に携わってきた経験をもつ。これらの経験に基づき、水産資源変動、気候変動に与える浮游生物群集動態理解の重要性を目的として講義を行う。