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最終更新日:2024年4月22日

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森林利用学

森林利用学
 広大で地形の変化に富む森林は、自然や木質資源の庫である。環境の厳しい中で、またそれを生かして庫を利用していくための考え方や技術の体系を学ぶ。森林から産出される木材は、建築資材や燃料、紙の原料として循環再生可能な生活資源である。森林収穫作業は木材を資源として収穫するだけではなく、次世代の更新と健全化に働きかける。環境と収穫作業を調和させて木材を経済的に安全に市場まで運び出す、総合的な高度の専門性に裏付けされた、要素作業や機械の高度化や情報化とともに、地域林業経営や労働環境について、未来の林業のビジョンを描きながら考究する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310830
FAG-CL3F21L1
森林利用学
仁多見 俊夫
S1 S2
S1: 月曜1限、S2: 集中
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)森林利用学とは 2)森林資源利用 3)車両系林業機械 4)架線系林業機械 5)森林作業による環境、植生、林地への影響 6)作業システムと作業コスト 7)路網計画 8)森林バイオマスの収穫と利用 9) 林業・林産業のサプライチェーン
授業の方法
配布資料をもとに講義する。
成績評価方法
単元ごとのレポート(課題、提出期限、提出先は授業で指示)と出席により評価する。
教科書
授業中に配布する。
参考書
1)人と森の環境学(井上真・酒井秀夫・下村彰男・白石則彦・鈴木雅一著、東大出版会ISBN4-13-062140-8) 2)林業生産技術ゼミナール(酒井秀夫著、全国林業改良普及協会、ISBN978-4-88138-275-2) 3) 山林(大日本山林会) 4) 森林技術(日本森林技術協会)
履修上の注意
録音、録画は禁止。
その他
再生可能天然資源・環境と持続利用、経営資源とSCM、人ー機械システム、産業用現場作業機械らに関心があることが望ましい。 講義は、以下のurlで示す会議室で行う。 +森林利用学に関する森林科学基礎実習Ⅱ(金曜午後)は、15日から開講する(五月祭中止のため)。
実務経験と授業科目の関連性
農水省のプロジェクト「ICTを活用した木材SCMシステムの構築」主導し、国内地域と連携して、SCMによる地域林業の新たな展開について実証研究してた。地域素材生産事業のとりまとめと現場施業の情報連携による地域林業の可能性に触れる。民間企業との作業機械の開発について、林内作業の観点から触れる。日本各地の地域林業SCMの構築と、そのための情報・作業システム整備に地元をアドバイスして携わっている。