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最終更新日:2024年4月22日

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植物分子育種学

植物分子育種学/ Plant Molecular Breeding
 近年の分子遺伝学/分子生物学の発展は、作物育種の分野に大きな影響を及ぼしている。すなわち、これまでの種間交配によって行なわれてきた有用遺伝子の導入に加えて、遺伝子組換え技術による様々な遺伝子の導入やゲノム編集による遺伝子改変が容易に行なえるようになった。また、育種の過程で行なわれてきた形質の観察に基づく長期にわたる選抜も、ゲノム情報の蓄積と次世代シーケンスの利用によって効率的に行なえるようになってきた。今後の育種はこのような新しい技術、手法を最大限に利用することによって更に進展していくと考えられる。
 本講義では、イネなどのモデル作物における知見を中心に、作物ゲノム、遺伝子同定・単離、遺伝子発現制御、ゲノム編集などの分子育種に必要な知識について講義すると共に、現在進行している分子育種の実例とその具体的手法について概説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310440
FAG-CL3B12L1
植物分子育種学
伊藤 純一
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)植物分子育種について 2)ゲノム情報 3)有用遺伝子の同定法 4)遺伝子導入法 5)遺伝子発現制御法 6)有用遺伝子単離法 7)遺伝子発現抑制法 8)ゲノム編集法 9)遺伝子組換え植物
授業の方法
本講義は90分授業です。 本講義はZoomによるオンライン授業で行います。 履修者には事前に配布資料を配信し、Zoom上でスライドを順に見せて説明します(映像と音声を両方用いる)。 講義資料の配布は、ITC-LMSを通して行います。
成績評価方法
出席、小テスト、期末試験またはレポート(方法は未定)により評価します。
教科書
なし
参考書
なし
履修上の注意
・本講義は90分授業です。 ・講義の内容や資料は、講師や第三者の著作物です。必ず以下のルールを遵守してください。 ・本講義のスクリーンショット撮影、録画や録音等は一切禁止します。 ・本講義では、自身の学習目的でのスクリーンショット撮影、録画や録音等は認めますが、それらを許可なくSNSで共有したり、別のウェブサイト等にアップロードすることは禁止します。 ・許可なく講義画面のスクリーンショットを撮影することや、講義の録画・録音すること、これらを第三者がわかるような形でアップロードすることは、不正行為と見なされます。講義のZoom URLを第三者に提供することも不正行為と見なされます。
その他
2021年度シラバス作成教員:伊藤 純一