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最終更新日:2024年10月18日

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微生物遺伝学

 遺伝学は生物の持つ遺伝情報の子孫への伝達、保全、発現と調節のしくみに関わる学問分野です。現象としての遺伝の様式は生物間で多様ですが、分子レベルでは生物間で共通性が高く、微生物についても同様です。本講義では微生物の多様な遺伝現象を述べ、その基礎にある普遍的な分子レベルのしくみを解説します。 また、ゲノム構造が解明された微生物が急速に増加し、微生物遺伝学の研究方法も変わりつつあります。このような微生物遺伝学の研究方法の変化も述べます。 加えて、生命科学の基礎的技術としてのいわゆる分子生物学的技術、すなわち、遺伝子及びゲノムの操作技術の原理をも解説します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060310121
FAG-CL3C13L1
微生物遺伝学
福田 良一
S1
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
講義内容は以下の通りです。 1)イントロダクション ー遺伝学と突然変異ー 2)微生物のゲノム 3)プラスミド 4)細菌における接合現象 5)トランスポゾン 6)バクテリオファージ 7)形質転換 8)酵母の遺伝学 9)糸状菌の遺伝学
授業の方法
本講義は、対面で105分授業を行います。 講義資料の配布は、前日夜までにUTOLを通して行いますので各自ダウンロードして準備してください。 講義当日には資料の配布は行はないので注意してください。
成績評価方法
出席と最終日に行う試験、毎回の授業中に行う簡単な理解度テストで総合的に評価します。 5月27日に対面で試験を行う予定です。
教科書
特になし。
参考書
1)Snyder and Champness、Molecular Genetics of Bacteria、5th ed. WILEY   2)遺伝子の分子生物学 第7版、J.D Watson(他5名)、中村桂子監訳、東京電機大学出版局
履修上の注意
授業を理解する上で分子生物学を履修しておくことが望ましいです。 また、前日夜までにはUTOLにアップロードされる講義資料に授業開始前までに目を通して授業に参加するようにしてください。
その他
・講義の内容や資料は、講師や第三者の著作物です。必ず以下のルールを遵守してください。 UTOLで配布する資料をアップロードすること、講義の録画・録音すること、これらを第三者がわかるような形でアップロードすることは、不正行為と見なされます。 2024年度シラバス作成教員:福田良一