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最終更新日:2026年10月16日
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生物無機化学
生命が無機元素を利用する反応機構を理解するために、錯体化学や酸化還元電位などについて学ぶ。
主に炭素、水素、酸素、窒素、リン、硫黄などを含む有機物が生物体の主要構成成分であるが、それ以外の微量な無機元素も生命活動に非常に重要な役割を有している。このような元素は必須元素と呼ばれ、欠乏すれば機能不全あるいは死に至る。これらの微量必須元素はタンパク質、酵素、核酸などの生体高分子の構成成分として、その機能発現および構造維持に不可欠な存在として機能している。一方、環境中の無機元素の一部は生命活動に阻害的に働くことが知られている。本講義では金属イオンの錯体化学の基礎を述べた後、必須微量元素の金属としての特質およびタンパク質中での構造と活性発現について解説する。また、生物と生育環境中の無機元素との関わりについても言及する。
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