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最終更新日:2026年10月16日

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集団遺伝学

授業の概要
集団遺伝学は、集団内に存在する遺伝的変異と、その頻度や構造が世代を通じてどのように変化するかを理解するための学問であり、進化、育種、遺伝資源の保全などを考える上で重要な理論的基盤を提供する。
本講義では、DNA多型とアリル頻度の基礎から出発し、Hardy–Weinberg平衡、遺伝的変異の構造、近交と集団構造、突然変異、遺伝子流動、自然選択、遺伝的浮動について学ぶ。さらに、多数の遺伝子と環境によって決定される量的形質を取り上げ、遺伝分散、遺伝率、選択に対する応答など、量的形質の集団遺伝学の基礎を学ぶ。
講義では、数式を用いて集団遺伝学の基本的な考え方を理解するとともに、具体的なデータや事例を通じて、その生物学的意味を考える。また、必要に応じてRによる計算やシミュレーションを用い、集団遺伝学的な現象を数値的・視覚的に確認する。

授業の目標
集団遺伝学の基本的な概念とモデルを理解し、遺伝的変異が集団内でどのように維持され、また世代を通じてどのように変化するかを説明できるようになることを目標とする。また、集団遺伝学の理論を、実際の遺伝データや育種・進化に関わる問題と結びつけて考えるための基礎を身につける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060200128
FAG-CC2F28L1
集団遺伝学
岩田 洋佳
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
農学部
授業計画
1日目(予定) 1. 遺伝的多型とアリル頻度 2. 遺伝的変異の構造、Hardy–Weinberg平衡、連鎖不平衡 3. 近交と集団構造 2日目(予定) 4. 突然変異、遺伝子変換、遺伝子流動 5. 大集団における自然選択 3日目(予定) 6. 小集団における遺伝的浮動 7. 量的形質の集団遺伝学
授業の方法
集中講義(3日間) - 1日目:12月5日(土)2–4限(10:25–16:40) - 2日目:12月12日(土)3–4限(13:00–16:40) - 3日目:12月19日(土)3–4限(13:00–16:40) 講義と演習を組み合わせた集中講義形式で実施する。講義では、集団遺伝学の主要な概念と理論的枠組みについて、数式の意味や導出を含めて丁寧に解説する。特に、教科書を読むだけでは理解しにくい概念や数理的な部分について、具体例を用いながら説明する。また、必要に応じてRを用いた計算やシミュレーションを行い、アリル頻度などの集団遺伝学的量が世代を通じてどのように変化するかを数値的・視覚的に確認する。PCを用いた小演習も適宜実施し、理論と実際の現象を結びつけながら理解を深める。
成績評価方法
成績は最終レポートにより評価する。 レポートでは、集団遺伝学の基本概念・理論の理解と、それらを具体的な問題に適用して考察する能力を評価する。なお、授業中には理解を深めるため、Rを用いた計算やシミュレーション等の小演習を適宜実施する。
履修上の注意
・確率・統計の基礎知識があることが望ましい。 ・Rの使用経験は必須としない。授業では必要に応じてRを用いた計算やシミュレーションを行うため、事前に基本的な操作(データ入力、平均・分散の計算など)に触れておくと、より理解しやすい。 ・演習でRを使用するため、Rを実行できるノートPCを持参すること。
その他
講義教室:農学部1号館(地階)4番講義室