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最終更新日:2025年4月21日

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集団遺伝学

集団遺伝学的なものの考え方は生命科学のいろいろな場面で必要になるが、生命現象のメカニズムに重点を置いた大学の講義ではあまり取り上げられることがない。本講義では、初心者が集団遺伝学の基礎を身に付けることを目標とする。最初に基礎的な遺伝学(高校および大学教養レベル)を復習し、初心者がつまずきやすい点を指摘する(教科書・参考書には間違いや誤解を招きやすい記述が多い)。その上でその延長として、集団遺伝・量的遺伝・進化遺伝の基礎を学習する。いずれも紙と鉛筆(および電卓)を用いた思考・計算が学習効果を高めることから、本講義では随所に演習を織り交ぜる。また、いくつかの古典的な研究については原著論文(またはその訳)を読むことにより、その歴史的背景を明らかにする。時間があれば、種分化遺伝子の分子機構など最新の話題についても紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060200128
FAG-CC2F28L1
集団遺伝学
澤村 京一
A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学部
授業計画
1)基礎遺伝(メンデルの法則、組換えと乗換え)   2)集団遺伝(ハーディ・ワインベルグの法則、連鎖不平衡)   3)量的遺伝(回帰、遺伝率)   4)進化遺伝(生殖的隔離、ホールデンの法則)   5)分子進化(中立説、進化速度)
授業の方法
集中講義(演習を含む) 12月24日(土)・25 日(日) 10:00-17:00
成績評価方法
小テスト(授業中に実施)、レポート(提出期限や提出先などの詳細は授業中に伝達)で評価する。
教科書
進化の教科書(第1巻~第3巻)、カール・ジンマー/ダグラス・J・エムレン著、更科功/石川牧子/国友良樹訳、講談社
参考書
1)新・生命科学ライブラリA3 生命科学Ⅲ 遺伝学、澤村京一、サイエンス社 2)初歩からの集団遺伝学、安田徳一著、裳華房 3)基礎集団遺伝学、J.F.クロー著、安田徳一訳、培風館 4)集団の生物学入門、E.O.ウィルソン・W.H.ボサート著、巖俊一・石和貞男訳、培風館
履修上の注意
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