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最終更新日:2026年10月16日

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森林環境科学汎論

 陸域の多くを占める森林は、木材や燃料等の木質資源を人々に供給するとともに、水源涵養、土砂災害の防止、観光・レクリエーションの場の提供、そして最近では地球温暖化の抑止など、いわゆる公益的機能とよばれる様々な便益をもたらしている。そうした環境や資源に関わる森林と人との多様な関わりを複数の切り口から学び、森林全般に対する関心を高める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
060200126
FAG-CC2F13L1
森林環境科学汎論
堀田 紀文
A1 A2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
農学部
授業計画
10/5(月) 森林とは何か?何が森林か?(堀田)  ガイダンス,自然的な側面と社会的な側面から森林について考える. 10/19(月)天然林とその管理(尾張)  針葉樹と広葉樹とが混交する北海道の天然林の成り立ち,天然林を持続的・順応的に管理するための考え方と方法. 10/26(月)資源としての森林の利用(吉岡)  森林資源の利用が人工林の育成にも天然林の管理にも寄与することを国内外の事例を挙げて解説する. 11/2(月)間伐は日本だけが抱える問題ではない(吉岡)  間伐をめぐる日本と諸外国が抱える問題とその解決策を解説する. 11/9(月)近代林学の形成と展望-森林利用の持続可能性を高めるために-(古井戸)  林学の長い歴史を踏まえ,1990年代以降,林学が「持続可能性」をめぐり挑戦している課題を学ぶ. 11/16(月)森林と地球環境(熊谷)  地球環境が森林を変える一方で,森林も地球環境を変え得る.そんな地球-森林相互作用システムを説明する. 11/25(水)土砂災害を防ぐ(堀田)  土砂災害の実態を学んだうえで,災害防止に森林が果たす役割について考察する. 12/7(月)森林と文化・歴史(柴崎)  林業に関連した遺構などを題材として森林と人々の関わりの変遷について考える。 12/14(月)炭素だけではない森林の価値 ― 生態系サービスをどう評価するか(香坂)  炭素にとどまらない森林の多面的な価値(生物多様性・水・文化など)が,政策や市場,生物多様性条約などの国際的な枠組みの中でどのように評価・活用されているのかを学ぶ. 12/21(月)森林と水(蔵治)  森林の水循環・保水力の基礎,森林の取り扱いが洪水や渇水に及ぼす影響について学ぶ. 12/28(月)森林を楽しむ(柴崎)  森林は観光・レクリエーションの場としても活用されてきたが,その状況を解説するとともに,山村・離島経済の発展に果たす役割・課題について考える. 1/4(月)住宅における木材利用と健康の関わり(安村)  木材(利用)が国民生活の安定向上にいかに貢献できるかについて,健康をキーワードに考える. 1/18(月)世界の森林はどれくらいCO2を吸収するか?(伊藤)  世界の森林によるCO2吸収量の評価と予測について説明し,地球環境の視点で森林管理のあり方を考える.
授業の方法
対面型で授業を行います。 講義資料の配布は、UTOLを通して行います。
成績評価方法
レポートと出席票のコメントで評価します。 レポート課題はA1ターム最終回(11/25)とA2ターム最終回(1/18)に課します。A1タームで講義した各教員が課す5課題の中から1題、A2タームで講義した各教員が課す5課題の中から1題を選択してレポートを作成してもらいます。レポートはUTOLから提出してください。 出席票は授業開始後45分(11時10分)までに教室に入室した受講者に対して配布します。
履修上の注意
シラバスをよく読んだうえで履修登録をすること.UTOL上で配布される資料を用いた予習,復習を行うこと.
実務経験と授業科目の関連性
オフセット・クレジット(J-VER)認証委員会、J-クレジット制度認証委員会等の委員の経験がある教員が、実務経験を活かして「森林に蓄積される炭素をクレジットとして認証する仕組み」について講義する。 富士山ハザードマップ(改定版)検討委員会、林野庁費用対効果分析検討委員会(森林の災害防止機能)、東京都火山砂防基本計画検討委員会(伊豆大島、三宅島、八丈島)等の委員経験がある教員が、実務経験を活かして「森林と土砂災害」について講義する。