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最終更新日:2024年4月22日

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オーミクス論

オーミクスは、網羅的解析を基軸とするアプローチによって、従来にない角度から生命を理解しようとする新しい学問分野である。本講義では、ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオームを対象に、基本的な方法論と戦略を概説するとともに、それらによって得られた代表的成果を紹介する。これらの学習を通して、データ駆動型科学としてのオーミクス、オーミクスにおけるバイオインフォマティクスの重要性、そして生命システムの解明においてオーミクスが果たす役割を理解する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0560532
FSC-BI3B11L1
オーミクス論
鈴木 穣
A1
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1. 遺伝子工学の基礎/ゲノム解析(マッピング) 2. ゲノム解析(シークエンシングと多様性解析) 3. エピゲノム解析(DNAメチル化とヒストン修飾のゲノムワイド解析) 4. トランスクリプトーム解析(構造解析/発現解析) 5. プロテオーム解析(プロテオミクス概論、リバースプロテオミクス) 6. プロテオーム解析(質量分析とフォワードプロテオミクス) 7. フェノーム解析(網羅的遺伝子破壊と表現型解析)
授業の方法
パワーポイントを用いた講義形式で行い、資料は配布する。
成績評価方法
学期末試験の成績に、出席状況と各回の課題提出状況を加味して、総合的に評価する。
教科書
.
参考書
吉川 寛、伊藤隆司、上野直人、佐々木裕之、中井謙太(著)現代生物科学入門1:ゲノム科学の基礎 岩波書店 (2009) J.D.Watson他(著)松橋通生他(監訳)ワトソン 組換えDNAの分子生物学 第3版 ―遺伝子とゲノム― 丸善(2009) T.A.Brown(著)村松正実、木南凌(監訳)ゲノム 第3版 新しい生命情報システムへのアプローチ メディカルサイエンスインターナショナル(2007)
履修上の注意
分子細胞生物学の基礎知識を確認しておくこと。 追試・追レポート等がある場合は、理学部3号館412講義室前掲示板、生物情報HP(http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/)に掲載するので注意すること。