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最終更新日:2024年10月18日

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生物科学特論IV

迅速な進化と生態-進化フィードバック
生物は周囲の環境の変化に応じて個体数を変化させるだけでなく、遺伝的な構成を変えて迅速に適応していく。このような適応的な小進化は「迅速な進化」と呼ばれ、個体数の増減といった生態学的なプロセスに影響を与えうる。生態学的プロセスは適応度を変えることで進化に影響するため、生態と進化の間にはフィードバックが生じることもある。本講義では、迅速な進化が起こる条件と、それがもたらす帰結について紹介することで、人間活動によって変化しつつある環境に対して生態系がどのように反応するかという点について理解を深めることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0542047
FSC-BS4O28L1
生物科学特論IV
山道 真人
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語/英語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
2日間の集中講義2022年1月20日(木)2限~4限、21日(金) 2限~4限 Two-day seminar, 2nd to 4th periods on Jan. 20 and Jan. 21, 2022. 第1回 迅速な進化 第2回 進化的救助による絶滅の回避 第3回 迅速な進化と捕食者-被食者個体群動態 第4回 迅速な進化と多種共存・群集動態 第5回 種分化・生態系動態への影響
授業の方法
スライドに基づいて講義を行う。
成績評価方法
出席及びレポートで評価する。
教科書
特になし
参考書
『淡水生態学のフロンティア』(吉田丈人・鏡味麻衣子・加藤元海編、共立出版) 2012年 『遺伝子・多様性・循環の科学:生態学の領域融合へ』(門脇浩明・立木佑弥編、京都大学学術出版) 2019年
履修上の注意
特になし