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最終更新日:2025年4月21日

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ゲノム動態学Ⅱ

ゲノム動態学II
本講義では、ゲノム動態学Iで扱うゲノム進化とエピゲノムの基本を踏まえて、ゲノム・エピゲノムの動態・メカニズム・機能を分子レベルで研究する第一線の研究者らによる、ゲノム・エピゲノム研究最前線を紹介する。扱う内容は、遺伝子の転写・転写後制御、非コードRNAによる転写・クロマチン制御、クロマチン構造生物学、環境に応答したエピゲノム動態、生殖および個体発生におけるエピゲノムリプログラミングとその機能、エピゲノムによる記憶形成など、多岐にわたる。ゲノムの進化や染色体の制御、生態学まで含め、多くの生物学分野における新たな考え方の枠組となってきつつあるクロマチン・エピゲノム分野について、遺伝学のモデル生物を用いた研究やオミクス解析からタンパク質立体構造解析など幅広い手法を用いた研究の最前線を中心に講義する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0540064
FSC-BS4O62L1
ゲノム動態学Ⅱ
稲垣 宗一
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
ゲノム・エピゲノム動態に関して様々な視点から研究する6名の教員がそれぞれ2回ずつ、研究の最先端について講義する。各回の内容は以下の通り(順番は変更する場合あり) エピジェネティクス概論 転写とスプライシングとエピジェネティクスの交叉点 遺伝子発現とその制御 小分子RNAによる遺伝子制御 ゲノム機能領域のエピジェネティクスによる形成 エピジェネティクスによる遺伝子機能の制御機構 合成細胞におけるエピジェネティクス動態 エピジェネティクスと環境ストレスのプライミング 生殖と発生におけるリプログラミングとクロマチン(前半) 生殖と発生におけるリプログラミングとクロマチン(後半) エピゲノムの堅牢性と可塑性について エピゲノムによる環境・ストレスの記憶について
授業の方法
スライドおよび配布資料を用いる
成績評価方法
出席・小テストおよび期末テストで評価する
教科書
用いない
参考書
個別に紹介する
履修上の注意
特にない