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最終更新日:2024年3月15日

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動物生理学II

動物生理学II
生物の心や知性・個性をうみだす脳神経回路の構築原理と作動原理について実験科学の観点から理解する
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0540040
FSC-BS3O03L1
動物生理学II
榎本 和生
S1 S2 A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
心そして社会を生み出している脳は、宇宙と並ぶ、人類最後のフロンティアである。本講義では、脳機能の基盤である脳神経回路の構築(発達)原理と作動原理について、多様な生物種や進化などの観点から概論し、それを題材に議論したい。具体的には、以下の内容を予定している。 第1回:オーバービューとイントロダクション 第2回:脳を構成する細胞・回路・領域 第3回:遺伝子プログラム依存的な発生機構 第4回:遺伝子プログラム非依存的な神経回路の再編と再生 第5回:脳の構造から考える個性・進化・老化 第6回:感覚入力「生物はどのようにして外界情報を手に入れるのか?」痛覚(痛み)を中心に 第7回:感覚情報処理「生物はどのようにして外界を理解するのか? 」五感から得られる情報の統合 第8回:意思決定「生物はどのように感覚情報を統合して適切な行動へとつなげるのか?」 第9回:情動制御「生物の心はどのように生み出されるのか?」 第10回:記憶学習「生物の記憶はどのように形成され消去されるのか?」 第11回:精神神経疾患(発達障害、自閉症、統合失調症、うつ病) 第12回:今後取り組むべき課題(HI vs AI、予想予測、認知、意識)
授業の方法
講義
成績評価方法
講義への出席日数、レポートと試験の成績を考慮して評価する
教科書
とくになし
参考書
スタンフォード神経生物学(メディカルサイエンスインターナショナル) カンデル神経科学(メディカルサイエンスインターナショナル) ニューロンの神経生物学(南江堂)
履修上の注意
とくになし