基本的には講義の際、担当教員よりレジュメが配布される。本試験は講義内容を重視して実施するので、講義には欠かさず出席することが望ましい。生物の研究は極めて急速に進んでいるため、教科書の内容は古いものが多いことに注意されたい。自主学習用の一般的な教科書を以下に紹介する。
1. ストライヤー生化学
日本語版 第8版 (ISBN: 4-8079-0803-0, 東京化学同人)
英語版 第8版 (ISBN: 1-4641-2610-0, W H Freeman)
2. Molecular Biology of the Cell
日本語版第6版 (ISBN: 4-3155-1867-0, ニュートンプレス)
(6th Edition)
英語版 (hardcover) (ISBN: 978-0-8153-4432-2, Garland Science)
英語版 (paperback) (ISBN: 978-0-8153-4464-3, Garland Science)
上記2編は生物学のバイブルとも言える教科書で、両書とも原書で読んでほしい。
3. イラストレイテッド ハーパー・生化学 第30版 (ISBN: 978-4-621-30097-8, 丸善)
疾患との関連を重視して書かれており、新版になりがんや老化もとりあげられている。臨床医を目指す人には必須の教科書である。
4. ワトソン遺伝子の分子生物学
第7版 (ISBN: 4-5016-2570-8, 東京電機大学出版局)
英語版 (第7版) (ISBN: 0-3218-9656-4, Benjamin Cummings)
分子生物学の名著。
5. デヴィータがんの分子生物学 第2版 (ISBN: 978-4-89592-882-3, メディカルサイエンスインターナショナル)
細胞の増殖・分裂機構とその破綻としての「がん」に関するコンパクトにまとまった最新の教科書。がんのゲノム異常に関しても詳しく記載されている。
6. ミースフェルド生化学 (ISBN-10: 480790986X、東京化学同人)
初学者が学ぶべきところと、発展的なところが区別されている。図が統一されていて見やすく、まとめは日英対訳になっている。