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最終更新日:2024年3月15日

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生体物質化学I

 生体構成成分の中でもアミノ酸とペプチド・蛋白質に焦点を絞り、その構造と機能に関する基礎的諸概念について解説する。特に、化学的な側面からの物質的基礎と、今日の最前線の生化学的研究への応用と展開について解説する。また、蛋白質の構造解析に関し、多様な機器分析の実際と各手法の長所・短所を比較しながら学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0535034
FSC-BC3034L1
生体物質化学I
深田 吉孝
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1.生体物質    1−1.研究領域としての生化学    1−2.タンパク質の研究の歴史    1−3.生体の元素と分子 2.アミノ酸    2−1.アミノ酸の構造    2−2.アミノ酸の解離    2−3.アミノ酸の検出・定量(分光学解析の基礎)    2−4.アミノ酸の特異的修飾    2−5.アミノ酸の代謝     2−6.アミノ酸の利用 〜 多様な生理活性物質アミン 〜 3.タンパク質の基礎    3−1.タンパク質と緩衝液    3−2.膜タンパク質の可溶化と界面活性剤 4.タンパク質の解析    4−1.タンパク質の構造       4−2.構造予測    4−3.タンパク質の一次構造決定の各種方法論と実際    4−4.タンパク質のペプチド断片化とその単離方法    4−5.タンパク質の質量分析の原理 〜各種イオン化法と分析計〜    4−6.質量分析を用いた一次構造決定法とハイスループット分析    4−7.タンパク質の翻訳後修飾決定へのアプローチ
授業の方法
パワーポイント使用
成績評価方法
学期末の筆記試験により評価する。
教科書
とくに教科書はありませんが以下の参考書を参照。
参考書
参考程度: 細胞の分子生物学 (Molecula Biology of The Cell) 第6版 ヴォート生化学 第4版(上)
履修上の注意
講義への出席とレポートの内容を重視します。