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最終更新日:2024年4月22日

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生物多様性科学および実習

全体回では主に、自然界で物質循環に関わる微生物に関して、培養、顕微鏡観察、DNA配列の解析に基づき評価する手法を習得する。個別会では岩石中に生息する微生物について、微生物と鉱物の複合的な解析を行い習得する。軟体動物の発生段階(卵→胚→幼生)について光学・電子顕微鏡を用いた観察から記載する方法についても学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0528045
FSC-EE4030P1
生物多様性科学および実習
鈴木 庸平
A1 A2
火曜3限、火曜4限 他
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
微生物(担当:鈴木・砂村) 1回目:全体ガイダンス後、微生物実験における実験器具の使用法、無菌操作、微生物培養操作を学び、微生物増殖速度の計測 2 回目:培地作成、小石川植物園での試料採取と環境因子測定の準備(環境化学実習の復習)  3 回目:小石川植物園における試料採取、環境因子測定および培養実験開始 4 回目 :培養試料の処理、全菌数測定 5回目:DNA抽出、PCR 6回目:DNA精製と定量 7ー10回目:個別回 軟体動物の発生(担当:遠藤・佐々木) 1回目 軟体動物の発生の班は、発生に関する講義を行う。 2回目 軟体動物の発生の班は、人工授精と光学顕微鏡による観察。 3回目 走査型電子顕微鏡による胚と幼生の観察。 4回目 軟体動物の発生の班は、蛍光顕微鏡による幼生の観察。 DNA配列から生物多様性を調べる(担当:砂村) 1回目 DNA配列を用いた分子系統樹作成と種の多様性判別:DNAの記述方法、系統樹の作成原理の講義と系統樹作成 2回目 分子系統樹作成を通じた種分化と生物多様性:データベースの利用法。興味のある生物群の系統関係 3回目 植物園DNAデータを用いた生物多様性指数(アルファ多様性、ベータ多様性)の算出 4回目 環境要因と生物多様性の相関解析 鉱物-微生物相互作用解析(担当:鈴木) 1回目 樹脂埋めと薄片作成 2回目 染色薄片の顕微鏡観察と薄片作成の続き 3回目 染色薄片の観察と微生物細胞のFISH 4回目 赤外分光法を用いた局所鉱物・微生物解析 11回目:微生物のゲノム解析1 12回目:微生物のゲノム解析2
授業の方法
実習と講義
成績評価方法
出席点、レポート、実験ノート提出
教科書
実習で資料を配布
参考書
配布資料に記載
履修上の注意
白衣と油性マジック(黒)を持参すること。