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最終更新日:2025年4月21日
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地球惑星環境学野外巡検III
北海道には西と東で異なる場所にあった半分が日高山脈を骨格として接合している。南北を横断する帯から構成され、この帯構造はユーラシアプレートと北米プレートの衝突とその後の東西方向の圧縮により形作られたとされる。北海道中央の空知ー蝦夷帯にはユーラシア大陸の東の縁辺だった中生代の地層や、太平洋プレートの沈み込みに伴い海底で堆積した地層、石炭に富む地層が全体的に共通するが、最北部は2万年までの氷期間氷期サイクルにより周氷河地形や湿原が発達する。また西隣の礼文ー樺戸帯では活火山として知られる利尻山を伴う。旭川で集合し、神居古潭変成岩群、幌加内オフィオライト、空知層群、蝦夷層群、第三紀系堆積岩等の露頭を観察しつつ、利尻島・礼文島を巡り、稚内で解散する。
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