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最終更新日:2025年4月21日

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地球惑星物理学演習

地球惑星物理学の諸問題を解決する際に必要となる数値計算および情報処理の基礎技術の習得を目的とする演習科目。実際に計算機を用いて以下の課題を実習する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0526073
FSC-EP3015S1
地球惑星物理学演習
天野 孝伸
S1 S2
月曜3限、月曜4限 他
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1. UNIX計算機の基本的な使用法 1.1 演習室端末の使い方 1.2 UNIX 1.3 Gnuplot 1.4 LaTeX 2. Fortranプログラミング 2.1 プログラムの作成と実行 2.2 変数・データ型・基本的な計算 2.3 制御構造 2.4 配列 2.5 書式指定・ファイル入出力・文字列処理 2.6 関数とサブルーチン 2.7 数値解析の基礎 3. Pythonプログラミング 3.1 Pythonの基礎 3.2 スクリプトとしての利用 3.3 対話型環境 4. データの統計解析 4.1 線形回帰解析 4.2 ラグ相関解析 4.3 スペクトル解析 5. 行列固有値問題の数値解法 5.1 連立1次方程式の解法 5.2 固有値問題 5.3 ライブラリの利用 6. 時間発展方程式の数値解法 6.1 オイラー法 6.2 ルンゲ=クッタ法 6.3 シンプレクティック数値積分 6.4 移流方程式とCFL条件 6.5 空間差分の高次精度化 6.6 拡散方程式
授業の方法
細目4~6については一部講義形式で行なうが、殆どの演習は計算機演習室において各自が端末に向かい実際に計算機を扱いつつ行う。
成績評価方法
出席点、レポート
教科書
指定しない。毎回資料を配布する。
参考書
必要に応じ、授業の際に指示する。
履修上の注意
4年時に選択する地球惑星物理学特別演習・地球惑星物理学特別研究をはじめ、地球惑星物理学を学ぶ上でUNIX計算機を利用した数値解析はほぼ必須である。それゆえ、地球惑星物理学科の学生全員が履修することが望ましい。また、実際に計算機を扱うことが不可欠なため、毎回の出席が望ましい。