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最終更新日:2024年4月22日

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場の量子論I

場の量子論I / Quantum Field Theory I
ローレンツ不変な場の理論の量子化について基本的な概念の解説を行う。
/ Introduction to Quantization of Lorentz invariant quantum field theory
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0515070
FSC-PH3150L1
場の量子論I
松尾 泰
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
1. ローレンツ変換、相対論的古典力学 2. 量子力学と第二量子化 3. 相対論的場の方程式 4. 場の方程式のローレンツ対称性 5. 場の理論における変分原理 6. 対称性と保存則 7. スカラー場の正準量子化 8. Causality 9. Feynman伝播関数 10. Dirac場の正準量子化 11. 電磁場の量子化 12. 相互作用と摂動展開 13. Feynman則 14. 崩壊率と散乱断面積 15. 量子補正概論
授業の方法
感染対策のため、当面はZoomを用いたWeb講義とする。タブレットを用いた板書形式。
成績評価方法
小レポートを5回程度提出。期末試験は対面形式が許されていれば実施。小レポートと期末試験の結果を総合的に判断して成績をつける。対面形式が許されていない場合は小レポートの成績を用いて判断する。
教科書
特定の教科書は用いないが、系統的な知識を得るためには参考書の通読による補習を推奨する。
参考書
坂井典佑「場の量子論」200ページ程度の分量で基本的な事項を要領よくまとめている。ただし、行間はやや広い。 坂本眞人「場の量子論」坂井氏の教科書と比べると細部が細かく説明されている。カバーされている内容も講義に近い。 Peskin-Schroeder, "Quantum Field Theory" 標準的教科書。Part Iはこの講義の内容に近い。 Srednicki, "Quantum Field Theory" 標準的教科書。もっとも系統的に書かれているが、記述の順番に癖があるため、全体を読破する気力が必要。
履修上の注意
板書内容はITC-LMSにアップロードされる。