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最終更新日:2024年4月1日

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言語モデル論

プログラミング言語の基礎となる計算モデル、および意味論について学び、プログラムの挙動に関する厳密な推論やプログラミング言語およびその処理系の正しい設計を行えるようにする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0510020
FSC-IS3020L1
言語モデル論
小林 直樹
A1 A2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
講義の前半はプログラミング言語の基本的な意味論を学び、後半ではλ計算を代表とする計算モデルおよび型システム等について学ぶ。 第1回:導入、プログラミング言語の構文 第2回:操作的意味論 第3回:操作的意味に基づくプログラムの性質の検証 第4回:公理的意味論 第5回:公理的意味論の健全性と完全性 第6回:表示的意味論 第7回:λ計算(構文と操作的意味) 第8回:λ計算の表現力 第9回:λ計算の性質 第10回:単純型付きλ計算 第11回:多相型と型推論 第12回: データ抽象、型と論理 第13回:その他の計算モデルとプログラミングパラダイム 途中で中間試験を行う場合もある。
授業の方法
当面は対面で実施を予定(一部オンラインに切り替える可能性があるのでITC-LMS等のアナウンスに注意をすること)。
成績評価方法
レポートおよび試験に基づいて行う。
教科書
小林直樹、住井英二郎、プログラム意味論の基礎、サイエンス社、2020, ISBN-13: 978-4781914831.
参考書
Glynn Winskel, The Formal Semantics of Programming Languages, The MIT Press, ISBN 0-262-23169-7 その他、講義のホームページ(講義中にアナウンス)に講義ノートを掲載する。
履修上の注意
形式言語、数理論理学の基本的な知識を前提とする。 次の講義に出席する前に、スライドや録画で前回の講義内容を復習すること。