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最終更新日:2024年10月18日
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数理工学
暗号理論の現状と今後の進展について講義する。基本的な暗号理論が現在のネットワークでどのように使われているかを理解するとともに、その安全性を証明する理論についても理解を深める。さらに、高度化した暗号や将来の計算機に対しても安全とされる暗号、ゼロ知識証明などの暗号プロトコル、暗号通貨やブロックチェーンなど、暗号理論の新しい進展や応用についても知見を得る。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0505064
FSC-MA4911L1
数理工学
岡本 龍明
S1
S2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
可
開講所属
理学部
授業計画
1.暗号の役割 2.秘密鍵暗号 3.公開鍵暗号 4.認証と署名 5.現在のネットワークで使われている暗号機能 6.安全性証明理論 7.ゼロ知識証明 8.秘密計算と多者プロトコル 9.完全準同型暗号 10.関数型暗号と属性ベース暗号 11.量子計算機と暗号への脅威 12.耐量子暗号 13.格子暗号 14.電子マネーと暗号通貨 15.ブロックチェーン
授業の方法
講義による
成績評価方法
課題レポートによる
教科書
岡本龍明「現代暗号の誕生と発展」(近代科学社)
参考書
森山・西巻・岡本「公開鍵暗号の数理」(共立出版) Boneh and Shoup, Graduate Course in Applied Cryptography: (以下のサイトからダウンロード可) https://crypto.stanford.edu/*****
履修上の注意
初等整数論、初等的な代数の知識を前提とする 計算理論および計算量理論の基本的な知識があることが望ましい
実務経験と授業科目の関連性
企業(NTT)で暗号理論の応用に関する実務経験有り
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