学部後期課程
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最終更新日:2025年4月1日

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幾何学III

可微分多様体の微分形式と de Rham コホモロジー
可微分多様体(C^\infty 多様体)上の微分形式を中心にベクトル場とテンソル場について学習する。とくに微分形式全体がつくる de Rham 複体とそのコホモロジーである de Rham コホモロジーが中心テーマである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0505040
FSC-MA3323L1
幾何学III
河澄 響矢
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
理学部
授業計画
ベクトル空間の外積代数, Euclid 空間の開集合上の微分形式, Euclid 空間の開集合の de Rham コホモロジー群, 可微分多様体の復習, 可微分多様体上のベクトル場とテンソル場, 可微分多様体上の微分形式とそれらの演算, 可微分多様体の de Rham コホモロジー群, コチェイン複体とコホモロジー, de Rham コホモロジー群の基本的性質, de Rham コホモロジー群と開被覆, de Rham 同型定理, ベクトル束とその平坦接続, ねじれ係数 de Rham コホモロジー群.
授業の方法
予め UTOL を通して配布する資料のスライド射影と黒板での補足説明による
成績評価方法
定期試験と何回か実施する宿題レポートの成績の合計で判定する
教科書
なし
参考書
授業の中で適宜紹介する。
履修上の注意
幾何学 I (可微分多様体の基礎) およびその前提となる微分積分学、線型代数学、集合と位相については習熟しているものとして授業を進める。また、テンソル積やベクトル空間の外積代数など多重線形代数についてもすでに一定の理解をしているものとする。