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最終更新日:2026年10月16日
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文化交流特殊講義V
欧米文化の導入と東京(帝国)大学
本講義では、近代日本による欧米文化の導入を、東京大学(東京帝国大学)を事例として捉え、理解を深める。また、トピックスとして、今期は東京大学における女性についても注目して取り上げる講義も計画している。
近代日本に欧米文化が導入されていくにあたって、「大学」は主要な吸収・伝達の装置の一つであった。その中でも、日本で最初の「大学」であり、近代日本の歩みと深い関係を有する本学の歴史を切り口とし、以下の点を取り上げる。
第一に、「大学」それ自体が欧米文化の一つと考えられるため、その導入とその後の展開を捉えることを講義全体の大きな軸としたい。前近代日本には存在しなかった「大学」だが、日本において独自の展開を見せており、現在のあり方にも大きな影響を及ぼしている。単なる文化の導入だけではなく、その消化や展開のありようを、背景となる時代像をおさえて捉えていく。
第二に、「大学」という場ではスポーツも西洋から流入し、盛んにプレーされていた。他方で、近世以来の武芸・武術が武道という形で定着してくる。こうした日本と海外との文化やスポーツという事柄そのものの受容といった文化交流に今年度は特に注目する。
講義においては歴史史料を配布して解釈を意見しあうなど、議論も適宜行いたい。講義内容に対する歴史的理解を深めるとともに、近代史料に慣れ親しみ、史料という根拠に基づく議論を展開する力を養うことも目指したい。
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