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最終更新日:2026年10月16日
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社会学演習IV
組織・職業・政策の社会学(2)
現代社会における仕事とケア/仕事としてのケア
本演習では、現代社会における仕事とケアの分配、ケアを仕事とするときの報酬や持続可能性など、現代社会における仕事とケアのかかわりをめぐる諸主題を検討する。
社会は、人々の仕事(「ワーク」)の分業によって成立しており、社会学も当初から分業の在り方に注目してきた。ただし、何をもって仕事とみなすかは時代ごとに異なり、仕事の評価も産出される価値に対応するとは限らないなど、その公正さが問われてきた。ケアが果たす役割は再評価されつつあるものの、近年の研究が示すように周辺化されていることも事実である。
仕事とケアをめぐる諸論点の対応の難しさの背景には、仕事とケアの関係が、市場、家族、国家など様々な領域ごとに異なる様相を呈していることや、それぞれの諸制度が補完して秩序を形成する「制度補完性」が作動することが挙げられる。この演習では、組織社会学、社会政策の社会学などで蓄積された研究を手掛かりに、仕事とケアの諸課題やその対応策を社会学の立場から検討する。
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