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最終更新日:2026年10月16日
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英語学英米文学演習IV
シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』を読む
S1-S2学期を通して一冊の長編小説をじっくり読み進めます。テクストはシャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』です。主人公のジェーンがさまざまな苦難にぶつかりつつも運命の相手と出会い、ついに結婚……と思いきや、あっと驚く(ほとんどありえない)展開があり、驚愕の後半部へと話が進んでジェーンは行き倒れ寸前まで追い込まれますが、奇跡的に救出されあらたな人生に踏み出します。そこでいよいよ結婚か?……と思いきや、ここでもまたあっと驚く展開が待っています。
この作品は19世紀のイギリス小説の中でももっとも多くの読者に愛されてきたものの一つですが、おそらくその秘密の一つは主人公が「容姿に恵まれていない」とされ、しかも孤児でお金がないという、不利な面ばかりを抱えた女性だったということでしょう。彼女はやがて家庭教師となりますが、これは19世紀の英国で、中産階級の女性が結婚せずに就くことのできる数少ない職業の一つでした。小説では主人公ジェーンが家庭教師として住み込んだ屋敷の主人と恋に落ちる、というストーリーとなっていますが、超自然的と言ってもいいような展開もあり、いろいろな意味で楽しめます。
授業ではあっと驚いて終わりとするのではなく、小説的技巧などにも注目しながら、小説の語りはどのように機能するかをみなで考えていきたいと思います。
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