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最終更新日:2026年10月16日

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英語学英米文学演習IV

シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』を読む
 S1-S2学期を通して一冊の長編小説をじっくり読み進めます。テクストはシャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』です。主人公のジェーンがさまざまな苦難にぶつかりつつも運命の相手と出会い、ついに結婚……と思いきや、あっと驚く(ほとんどありえない)展開があり、驚愕の後半部へと話が進んでジェーンは行き倒れ寸前まで追い込まれますが、奇跡的に救出されあらたな人生に踏み出します。そこでいよいよ結婚か?……と思いきや、ここでもまたあっと驚く展開が待っています。
 この作品は19世紀のイギリス小説の中でももっとも多くの読者に愛されてきたものの一つですが、おそらくその秘密の一つは主人公が「容姿に恵まれていない」とされ、しかも孤児でお金がないという、不利な面ばかりを抱えた女性だったということでしょう。彼女はやがて家庭教師となりますが、これは19世紀の英国で、中産階級の女性が結婚せずに就くことのできる数少ない職業の一つでした。小説では主人公ジェーンが家庭教師として住み込んだ屋敷の主人と恋に落ちる、というストーリーとなっていますが、超自然的と言ってもいいような展開もあり、いろいろな意味で楽しめます。
 授業ではあっと驚いて終わりとするのではなく、小説的技巧などにも注目しながら、小説の語りはどのように機能するかをみなで考えていきたいと思います。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04263064
FLE-HU4Q06S2
英語学英米文学演習IV
阿部 公彦
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
授業計画 1 イントロダクション2 Jane Eyre Ch.1-3 2 Ch.4-6 3 Ch.7-9 4 Ch.10-12 5 Ch.13-15 6 Ch.16-18 7 Ch.19-21 8 Ch.22-24 9 Ch.25-27 10 Ch.28-30 11 Ch.31-33 12 Ch.34-36、Ch.37-38
授業の方法
参加者は前半一回、後半一回の発表を担当してもらいます。授業時に発表をもとに読解をすすめ、出て来た問題点についてグループディスカッションをするという流れです。参加者の傾向や時間的余裕などみながら、批評をとりあげたりもする予定です。  より詳しい方法については下記を参照してください(初回授業時にも説明します)。 〈授業の構成〉 ①担当者の発表原稿を検討  ⇒ 担当者は授業前日の22:00(厳守)までにPDFファイルをUTOLにアップ。  ⇒ 原稿は他の参加者も見られるように設定しておきますので、授業時までに担当でない人も目を通しておいてください。  ⇒ 授業時にはみなでレジュメを参照しながら、あれこれ批評し、さらに議論を発展させます。 ②グループにわかれてのディスカッション。 ③ディスカッションを踏まえての全体討議。 発表原稿の基本パターン <第1回の発表> ①テクスト該当章のあらすじを200-300字程度でまとめた上で、1.「とくに気になる細部」、2.「頻出する言葉、概念、イメージ」、3.「注目すべき展開上の特徴」、4.「人物描写で気になること」、5.「語りの特質」のいずれかにフォーカスし、本文からの引用も入れながら自分なりの解釈を800字前後(引用部分はカウントせず)で説明する。複数を組み合わせるのも可。 ②上記を踏まえ、気になった点を「疑問点」として提示する。 <第2回の発表> ①テクスト該当章のあらすじを200-300字程度でまとめた上で、作品全体の読解につながる特徴をあげ、「『ジェーン・エア』における~」というようなタイトルをつけたうえで説明する。1000~1300字程度。最終レポートもこの発表を土台にする。 ②本文から引用する。なるべく参考文献にも言及する。 <注意点> ・1回目、2回目とも、発表原稿は「今回の発表では第×章の~に注目してみたい」という言い方で始め、発表の焦点を明示する。紆余曲折は避ける。 ・作品を引用する際は、それが作品の中でどのような部分なのかを説明し、なぜそこを引用するかを明確にする。 ・引用は、長くなる場合は行を替えてインデントする。短い場合は本文に組みこむ。また引用した後も、引用部分へのフォローを忘れずに、そこから何が言えるか、という形で話を進める。
成績評価方法
平常点、発表と最終レポート
履修上の注意
受講者は、範囲の箇所には目を通して来てください。