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最終更新日:2026年10月16日
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英文学史概説II
英文学史概説(2)
春学期は、18世紀~19世紀はじめ頃までの英文学史を扱います。時代を代表する英文学作品をとりあげながら、社会的背景や英語が置かれた状況などにも言及します。15世紀には近代英語の礎が形成され、16世紀にはイタリアからソネット形式が到来、それに伴って「欲望する主体」や「甘さ」といったものが文学の約束事として定着します。18世紀には旅行記や作法本の流行を背景に小説ジャンルの隆盛が見られました。
こうした時代の作品を扱うと、当然ながら言語と文学のかかわりは? 文学について考えるとはどういうこと? といった問題意識も立ち上がってくるでしょう。従ってこの授業は「英文学入門」「文学入門」「批評入門」「研究入門」といった要素も持つことになります。
とくに受講者とともに考えたいのは、英語の小説や、文章一般を読むときにどのようなところに注目するといいか、文学作品を語るときにはどのようなやり方があるか、といったことです。その上で、じっくり原文で読み通すに値する作品といくつか出会ってもたいと思います。はじめから英文学の歴史に興味があるという人はそれほどいないかもしれませんが、言葉への関心から出発し、社会における言葉の役割の変化や新しいジャンルの形成を引き起こすメカニズムについても敏感になれるような目を養ってもらいたいです。
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