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最終更新日:2026年10月16日
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国文学特殊講義VII
『日本書紀』巻三・四を読む
『日本書紀』は、奈良時代初頭の養老四年(720)に成立した漢文体の歴史書である。その〈歴史〉は、前世紀の7世紀における東アジア世界の動乱を経て、「日本」という新たな名とともに自らを形づくっていった古代の国家(律令国家)が、いまこのようにある由来・根源を語る。全三十巻のうち巻三・四は、天地のはじまりから初代天皇の誕生までを神話を中心に語る巻一・二を引き継ぎ、初代天皇が大和の地で即位するまでの過程とその治世(巻三)、さらにその後に皇位を受け継いだ第九代目までの天皇の系譜(巻四)を語る。今学期の授業は上記の範囲を対象とし、適宜注釈を加えながら精読することを通じて、『日本書紀』がどのような〈歴史〉を語ろうとしたかを考える。
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