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最終更新日:2026年10月16日

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日本史学特殊講義III

新技術の導入と明治日本
近代の歴史をどうとらえるのか、政治や経済、社会の各分野など様々な視角が考えられる。しかし、現在のわれわれのありかたの成り立ちを考える上では、様々な新技術がどのように社会や生活を変えてきたのかという見方が有力であろう。その場合、新技術をいつだれが発明したかより、なぜ急速に普及したのか、その結果何が変ったのかが重要である。前世紀の末にそのような観点で駒場で授業を行い、内容の概略を『新技術の社会誌』として刊行したが、その後日本史学でこのような観点での研究や叙述がそれほど進展したわけではない。そこで、新たな対象を加えながら再考したい。今学期は幕末から明治期を扱う。当時の新技術はヨーロッパの産業革命の成果が主ではあるが、日本では近代を象徴するレンガ建築が、世界的には中世あるいは古代から一般的な技術であるように、日本史の特有性があり、それは日本の環境の中で発展した文化、生活を反映している。項目の約半分は旧著で扱ったものである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04261143
FLE-HU4H01L1
日本史学特殊講義III
鈴木 淳
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
各回の内容は現時点で以下のように予定している 1.種痘 2.洋式小銃 3.汽船 4.煉瓦と煙突 5.活版印刷 6.人力車 7.石炭酸 8.汽車 9.蒸気ポンプ 10.灯とガラス 11.ボイラー 12.人造肥料 13.まとめ;主に質問への回答、補足を予定しているが、不時の休講や進行状況により上述の内容がずれ込むこともあり得る。
授業の方法
各回プリントを配布して講義を行い、最後に提出用紙記入の時間をとる。提出された質問の一部には次回の最初に回答する
成績評価方法
各回に、質問、意見等の提出を求め、その回数および内容で評価する
履修上の注意
参考書のうち「日本の近代15」は1999年刊行の物で、絶版ではあるが、図書館・古書店で入手しやすい。「シリーズ日本の近代」は文庫版で購入可能である。前者は間違いも多いので、Reserchmapの私のブログの正誤表を参照いただきたい。基本的に教室で理解できるように講義を行うので、本書を購入する必要があるわけではない。