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最終更新日:2026年10月16日

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倫理学演習I

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』を読む
後期ウィトゲンシュタインの主著『哲学探究』は、現代哲学の最重要文献のひとつである。昨年度までの6年間で第238節まで読み進めた。7年目となる本年度は、続きの第239節から再開する。

なお、授業の初回に、昨年度までに読んだ箇所の日本語訳を私が配布し、内容の簡単な振り返りを行うので、本年度から参加しても問題ない。
ただし、本年度から参加する学生のうち、ウィトゲンシュタインの哲学に全く馴染みのない者は、拙著『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)の少なくとも第二章をあらかじめひと通り読んで、『哲学探究』およびウィトゲンシュタインの哲学の骨格を知っておくことを勧める。

演習では、同書の精密な読解を通じて、その内容をよく理解するとともに、欧語の哲学的文献を読む能力と、みずから哲学的に思考する能力を培うことを目指す。
(ちなみに、同書は数年かけてゆっくり読む予定であり、本年度中に最後まで到達する可能性は全くない。)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04260461
FLE-HU4D05S1
倫理学演習I
古田 徹也
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
文学部
授業計画
第01回 イントロダクション:当面の担当者決め、前年度までの振り返り 第02回 239-240節の読解(以下、節番号のみ記す) 第03回 241-242節 第04回 243-244節 第05回 245-246節 第06回 247-248節 第07回 249-250節 第08回 251-252節 第09回 253-254節 第10回 255-256節 第11回 257-258節 第12回 259-260節 第13回 本セメスターに読んだ箇所の振り返り ※なお、実際の進度は授業内の検討やディスカッションに左右されるため、上記の予定は大きく変わることがありうる
授業の方法
授業では、まず私が、ウィトゲンシュタインの哲学の特徴とは何か、『哲学探究』とはどのような書物であるのかについて、簡単な解説を行うほか、昨年度までに読んだ箇所のまとめをする。 そのうえで、ドイツ語と英語の対訳版の原典(第四版)を底本にして、受講者が訳と解釈を担当する。(その際、既存の三種類の邦訳を参照してもよい。) 具体的には、原典を適当な範囲ごとに区切り、担当者を決める。担当者は担当範囲の訳文・解釈を記したレジュメを作成し、配布する。授業では、そのレジュメを基に皆で原典の内容の検討を行う。
成績評価方法
担当回の訳文・解釈の水準、および、毎回のディスカッションへの貢献度を考慮して、成績を評価する。 諸事情で訳文・解釈の担当ができなかった者には、救済措置としてレポートを課す。
履修上の注意
本授業は、ウィトゲンシュタイン自身が書き記したドイツ語の文章を読むことが中心となる。(ただし、ウィトゲンシュタインのドイツ語の文章自体は、日常的な語彙を用いた平易なものである。) そのため、本授業の履修者は、ドイツ語の文章を読む基礎的な能力を有しているか、あるいは、これからその能力を習得する意志のある者が望ましい。 なお、本授業は昨年度以前からの継続だが、本年度から新たに参加する学生も大いに歓迎する。 授業の性質上、対面でのみ実施する。