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最終更新日:2026年10月16日
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中国思想文化学特殊講義VII
東アジア思想文献講読:女仙伝を中心に
本授業は、道教の女仙をめぐる主要古典文献の講読を軸に、女仙像と女仙伝の成立、伝記集としての体系化、ならびに東アジアにおける受容・再編の過程を検討する。女性の修行実践者のみを体系的に集めた伝記集は、東アジアの思想文献においても独自の特色を示す一ジャンルである。
授業は講義を交えつつ演習(講読)形式で進め、まず女仙前史と女仙伝の起源について、以後の講読と討論の前提となる基礎的理解を共有する。『山海経』をはじめ、『列仙伝』『神仙伝』等の基礎文献を講読・検討し、教員は、適宜背景と論点を整理して導読する。以降は、女仙伝記集の集大成である『仙媛紀事』を中心に、論点が集約する箇所を抜粋して講読し、精読・検討する。あわせて各回の講読に際して、必要に応じて東アジアにおける関連文献や図像資料も適宜参照し、比較の視点を補う。これを通じて、中国・東アジアの古典文献を正確に読み解く力を涵養するとともに、思想史研究に必要な文献利用と基礎的な調査方法を身につける。
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