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最終更新日:2025年4月21日
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心理学演習VII
認知・言語の心理学演習/Seminar in Psychology of Cognition and Language Processing
物事を見聞きし,認識し,記憶する,思考する,行動する,言葉を操る。私たちが普段何気なく行うこれらのような認知的活動は,複雑な仕組みの上に成り立っている。このような人間の認知処理の仕組みや,それらの研究と日常生活とのつながりについて,文献の講読により学ぶ。
Sセメスターに開講される本科目「心理学演習VII」では,認知心理学の「古典」と呼べるような研究を集めた英語の書籍をテキストとして講読する。オリジナルの研究の解説に加えて,その後それが(批判も含め)どのように評価されていったかなどを学ぶ内容である。なお,本科目に続いてAセメスターに開講される「心理学演習VIII」では,そのテキスト中で引用されている英語論文の原典を中心に,関連する英語文献の講読を行う。
使用テキストで紹介されている研究は,いずれも,認知心理学を含む基礎心理学を学ぶ者であればどこかで一度は触れるであろうものであり,また,今日の研究に影響を与え続けているものである。そのような研究について一段深く学び,今日の研究とのつながりを考えることを通して,人間の認知処理のしくみや,それを明らかにするための研究手法についての理解を深めることを授業の目標とする。また,英語で書かれた専門的文献を読む力の涵養も本授業の目的である。
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