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最終更新日:2026年3月16日

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近代語学特殊講義IV

ボヘミア文学概論(9)プラハ学派の文学理論と文芸作品
1926年、プラハ言語学サークルが結成された。言語学、文学、美学、記号論、フォークロア、演劇などの分野に跨り、チェコ、ロシア、ウクライナなど多様な研究者が集った同サークルは、20世紀前半の中欧の知的世界の結晶となった。機能構造主義の観点からその後の構造主義にも多大な影響を与えたが、言語的な障壁ならびに戦後の社会主義体制により、その衝撃は十分に共有されていない。この授業では、プラハ学派の理論、とりわけ文学、美学に関する議論を踏まえながら、今日の文学・文化研究に適応可能な視点を検討していく。随時、同時代の文学、芸術現象についても考察を進める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04253834
FLE-HU2V03L1
近代語学特殊講義IV
阿部 賢一
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1.中欧/プラハというトポス 2.プラハ言語サークルの略史 3.「英語なんてこわくない」 マテジウスの機能と潜在性 3.社会的事実としての芸術作品 ヤン・ムカジョフスキーと記号論 4.詩とは何か ヤン・ムカジョフスキーと美的機能 5.カレル・チャペックとプラハ学派 6.ローマン・ヤーコブソンの詩学 7.前衛芸術と構造主義:カレル・タイゲの場合 8.詩の分析:ヴィーチェスラフ・ネズヴァル 9.小説の分析:ヴラジスラフ・ヴァンチュラ 10.ボガトゥイリョフの『衣裳のフォークロア』 11.構造主義と文学史――フェリクス・ヴォジチカ 12.ルネ・ウェレクの文学理論 13.イジー・レヴィーの翻訳研究
授業の方法
基本的には講義形式で行うが、随時、論文・作品などを配布し、意見交換を行う。
成績評価方法
授業時の課題・報告、期末レポート。
教科書
なし。
参考書
ヤン・ムカジョフスキー『チェコ構造美学論集 美的機能の芸術社会学』平井正,・千野栄一訳、せりか書房、1975年。 Paul L. Garvin(ed), “A Prague School Reader on Esthetics, Literary Structure, and Style” Washington: Georgetown University Press, 1964. Jindřich Toman, “The Magic of a Common Language: Jakobson, Mathesius, Trubetzkoy, and the Prague Linguistic Circle” Cambridge, Massachusetts: The MIT Press, 1995.
履修上の注意
配布する資料(論文、文学作品等)を事前に読了しておくこと。また欠席が多い場合は履修の意図がないと判断する。
実務経験と授業科目の関連性
なし