学部後期課程
HOME 学部後期課程 現代文芸論概説III
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

現代文芸論概説III

現代英語圏文学とその主題(2)
現代英語圏小説を、「戦争」や「経済格差」や「人種」などの主題ごとに分けて概観し、その主題面・表現面での特徴や、批評の特色などを紹介していく。アメリカ合衆国の文学が中心になるが、それ以外の地域からの作家・作品も取り入れる予定である。多くの作家の実際の文章に触れる機会を通じて、現代文学についての理解を深める。同時に、批評の傾向を知ることで、新たな解釈や批評の可能性に踏み込むことを目指す。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04253813
FLE-HU4V01L1
現代文芸論概説III
藤井 光
S1 S2
金曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 Introduction 第2回 アメリカと戦争(Tim O’Brien, Denis Johnson, Phil Klayなど) 第3回 移民文学と紛争の語り方(Daniel Alarcón, Paul Yoon, Rebecca Makkaiなど) 第4回 現代小説の「マジックリアリズム」(Téa Obreht, Salvador Plascencia, Denis Johnson, Junot Díazなど) 第5回 ゾンビ(Ling Ma, Colson Whiteheadなど) 第6回 ホームとアメリカ(C Pam Zhang, Miroslav Penkov, Aleksandar Hemonなど) 第7回 寓話とリアリズム(George Saunders, Seth Friedなど) 第8回 人種をどう語るか(Colson Whitehead, Octavia E. Butler, Victor LaValleなど) 第9回 小説とグローバル化(Anthony Doerr, Adam Johnson, Anthony Marraなど) 第10回 労働者階級と格差と救済(Raymond Carver, Denis Johnson, Wells Towerなど) 第11回 「中東」からの声(Refaat Alareer, Mohsin Hamid, Hassan Blasimなど) 第12回 気候変動(Richard Powers, David Mitchell, Omar El Akkadなど) 第13回 まとめ
授業の方法
講義と並行して、受講者には授業中あるいは授業後に課題を行ってもらうことを予定している。
成績評価方法
授業での課題50%、期末レポート50%。
教科書
教材はPDFを配布する。
参考書
特になし。
履修上の注意
特になし。