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最終更新日:2025年4月21日

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考古学演習V

北ユーラシア考古学1
日本列島を含めたユーラシア東西の考古学を研究する上で、「北方」との関係を等閑視することはできない。北ユーラシア地域にはロシア語で記述された地域史研究が数多く存在し、英語だけでは現地の遺跡情報を十分に理解することができない。本授業では、ロシア語で書かれた論文や報告書に書かれたことを正確に読み取るための基礎能力の習得を目指す。具体的には、キリル文字の読み方や書き方を身につけ、考古学研究で頻繁に使われる専門用語を日本語としていかに訳すべきかを学ぶ。
その一方で、受講生の関心や卒論・修論の進捗状況にあわせて、個別の考古学的諸問題についても議論する。
主たる対象地域は日本列島・東北アジアを含めた北ユーラシアとする。また、対象とする時代は主として新石器時代以降の先史時代とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04251465
FLE-HU4K04S1
考古学演習V
福田 正宏
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1 ガイダンス 2 ロシア語読解入門ーキリル文字とその発音ー 3 北ユーラシアの地理と考古学的文化 4 ロシア語で書かれた考古学論文 5 ロシア考古学のアカデミックマナー 6 専門用語の日本語訳 7 個別研究の進め方(論文指導)
授業の方法
ゼミナール形式。受講者の理解度に応じた柔軟な授業形式をとりたい。
成績評価方法
発表内容と議論への貢献度(40%)と授業への取り組み状況(60%)から評価する。 積極的な参加と発言を期待する。
教科書
特になし。
参考書
研究社・露和辞典を入手すること。
履修上の注意
主たる目的は語学習得ではないので、ロシア語未修であってもかまわない。 考古学に特化した議論を行う。 事前に指示のあった資料に関しては、授業前までに予習しておくこと。