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最終更新日:2025年4月21日

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考古学特殊講義VI

東北アジア考古学2―遺跡調査実践法とトランスナショナル研究―
環日本海地域―特に北部―における考古学の最新研究動向をふまえ、担当教員が取り組む環境適応史研究、トランスナショナル研究の実践例を紹介する。そこから東北アジアにおける先史民族文化の多様性を理解できるようにする。対象とする時代は主として土器出現期から中世までである。国際調査の実施においては相手国の政治・社会情勢をきちんと捉えることが重要となる。そのため必要に応じて近現代史にも触れる。社会背景、歴史観、研究手法が異なる国の人々と日本の研究者がどのように学術的連携を継続し、調査・研究を実践するか考えたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04251446
FLE-HU4K02L1
考古学特殊講義VI
福田 正宏
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
第1回 ガイダンス 第2回 遺跡の埋没・形成過程を考える 第3回 大陸大河流域における氾濫と遺跡立地 第4回 大陸内陸部における遺跡の保存状況 第5回 列島海浜部における遺跡の調査 第6回 列島中山間地における遺跡の調査 第7回 日本列島北辺域の考古学1―樺太・千島の考古学― 第8回 日本列島北辺域の考古学2―旧石器~新石器/縄文時代― 第9回 日本列島北辺域の考古学3―縄文文化と亜寒帯性新石器文化― 第10回 日本列島北辺域の考古学4―縄文から続縄文へ:新たな北方史の胎動― 第11-12回 東北アジア史と日本列島史(於:国立歴史民俗博物館) 第13回 国際共同調査と相互理解 *事情により授業の内容と順番は替わることがある。
授業の方法
ハイブリッド形式 初回授業は対面とするが、2回目以降はオンラインでも参加できるように配慮する。スライドを用いた講義形式となるが、時折ディスカッションを組み合わせながら授業を進める。 途中1日(2回分)は、国立歴史民俗博物館の展示見学をしながら授業を行う(詳細は第1回目授業にて通知する)。
成績評価方法
授業への取組状況(40%)と最終レポート(60%)の内容から評価する。
教科書
特になし。
参考書
担当教員が作成したプリントを配布する。別途で必要な場合は、そのつど指示を出す。
履修上の注意
露語・英語・中国語等の外国語文献を扱うが、内容については日本語で解説する。 途中1日(2回分)は、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館で対面授業を行う。