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最終更新日:2025年4月21日

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日本史学演習XIII

吾妻鏡演習(2)
鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』を主として取りあげ、史料の読解と時代の研究を行なう。『吾妻鏡』は「吾妻鏡体」とも呼ばれる独特の和風漢文で記されており、まずは原史料の正確な解読を身につけることをめざす。さらに同時代の他の史料とのつきあわせなど基本的な史料批判の方法を体得する。とくに『吾妻鏡』に並行する『玉葉』については精読し、複眼的視点から史実の立体的な把握に努める。また研究史にもアプローチしながら、課題を発見しその解決の実践をめざす。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04251173
FLE-HU4H03S1
日本史学演習XIII
高橋 典幸
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1『吾妻鏡』文治3年3月条講読(1) 2『吾妻鏡』文治3年3月条講読(2) 3『吾妻鏡』文治3年3月条講読(3) 4『吾妻鏡』文治3年3月条講読(4) 5『吾妻鏡』文治3年4月条講読(1) 6『吾妻鏡』文治3年4月条講読(2) 7『吾妻鏡』文治3年4月条講読(3) 8『吾妻鏡』文治3年5月条講読(1) 9『吾妻鏡』文治3年5月条講読(2) 10『吾妻鏡』文治3年6月条講読(1) 11『吾妻鏡』文治3年6月条講読(2) 12『吾妻鏡』文治3年7月条講読(1) 13『吾妻鏡』文治3年7月条講読(2) 1※講読の担当範囲等については開講時に決める。
授業の方法
ゼミ発表。 Sセメスターに続き『吾妻鏡』を輪読し、それぞれに割り当てられた担当箇所について、報告をしてもらう。具体的には、読み下しを行ない、注釈をつけ、先行研究や関連史料などを紹介しつつ、正確な解読に努める。さらに担当箇所から問題点を抽出し、『吾妻鏡』にとどまらず関連史料を探索しながら、小報告という形でその解決をはかる。また『吾妻鏡』に並行する『玉葉』も併せて講読する。 担当箇所はゼミ参加者に周知されるので、担当者の報告についてゼミ全体で討議を行なう。討議はけっして報告に対する批判ではなく、よりよい解釈に進むための学問的手続きなので、積極的に参加してもらいたい。
成績評価方法
(1)期末レポート (2)担当個所についての報告 (3)授業参加度(出席、発言・議論など)
教科書
『吾妻鏡(新訂増補国史大系)』(吉川弘文館)
参考書
授業中に指示する
履修上の注意
漢文訓読の基礎知識を有していることが望ましい。 Sセメスターの「吾妻鏡演習(1)」から継続して受講することが望ましい。