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最終更新日:2025年4月1日

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宗教学宗教史学特殊講義I

死後観念の比較研究
死とどう向き合うのか、死別した大切な存在と二度と会うことはできないのか、そもそも死とはなんなのかなど、死をめぐる問いは極めて普遍的なものであり、これに対し、文化や環境により、さまざまなこたえが示されてきた。特に死後の観念は、死に対する問いに加え、この世のあり方への問いとも関わる重要なものである。本講義では世界の多様な死後観念を比較し、理解を深め、その現代的意義を考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04250541
FLE-HU4E03L1
宗教学宗教史学特殊講義I
冨澤 かな
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1. イントロダクション 2 .冥府降下譚の系譜 (1): さまざまな「あの世」 3 .冥府降下譚の往還 (2): 東西の冥府降下譚 4 .審判の思想 (1): 古代の審判思想 5 .審判の思想 (2): ユダヤ教、キリスト教、イスラーム 6 .審判の思想 (3): キリスト教の審判① 7 .審判の思想 (4): キリスト教の審判② 8 .輪廻・往生・祖霊 (1): 輪廻思想と地獄 9.輪廻・往生・祖霊 (2): 大乗仏教と浄土 10.輪廻・往生・祖霊 (3): 『先祖の話』 11.輪廻・往生・祖霊 (4): 祭と慰霊 12. 現代社会と死: 古い問題、新しい問題 13.まとめ
授業の方法
講義形式を基本とするが、意見を求めることや、軽いグループワークを行うこともある。 基本的に対面で行う。「対面・オンライン併用型A」としているのは、感染症や出張等の事情のある場合に、例外的にオンラインを用いる場合があるためである。
成績評価方法
平常点(授業参与度、レスポンス等)50%、期末課題(テストを予定)50%
教科書
特になし。プリント配付。
参考書
授業内で紹介
履修上の注意
各回、フォームを使ってレスポンスを集めるほか、その内容を個人情報を抜いて共有し、考察の対象とする予定である。詳しくは初回に説明する。 また、予習に相当するような簡単なレポートを課すことがある。