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最終更新日:2025年4月1日

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応用倫理演習V

苦悩とケアの社会学
苦悩や痛みは個別の経験ですが、その共有や社会的な承認をいかにするか、それらへのケアや支援をどう構想するかは、社会学の重要な課題の一つです。近年盛んなケア論や、当事者の経験に重点を置く方法への注目はこうした課題に応える中で生まれてきています。本演習では、Sセメスターの議論を引き継ぎつつ、関連文献を読みながら、苦悩やケアに関する経験的な社会学と規範的な研究(ex. ケアの倫理など)との関係を考えます。また、講読と並行して各自の研究計画作成・発表等を通じ、問題意識から研究へとつなげていくことも試みます。教員の専門領域周辺(医療・福祉・障害・ケア・逸脱・家族・死生などの社会学)と関連する話題が多くなることが予想されますが、異なる関心を持つ人や他ディシプリンを学ぶ人の参加も歓迎します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04250085
FLE-HU4206S1
応用倫理演習V
井口 高志
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
参加者と相談しながら、いくつかの社会学の研究や、(必ずしも社会学に限らない隣接領域の)モノグラフなどの講読、社会学理論・方法論に関する文献の講読を行います。また、セメスターの最初や最後などに受講生各自の関心にもとづく個別研究についてディスカッションする機会も設けます。相互のコメントと討論を通じて、有意義な問題を設定し、対象に対する適切な方法を選択し、説得的な論理を構築するトレーニングの場となることも目指しています。
授業の方法
・文献講読では報告担当者は最初の20分程度で概要とコメントを報告し、それをもとに出席者全員で討論を行います。報告者以外の人も授業までに該当文献を読みコメントを準備します。 ・各自の個別研究報告では、原則として報告資料を事前にオンライン上で配布した上で、演習中に概要を説明します。報告者以外の受講生は授業までに報告資料を読んで討論のためのコメントを準備してきてください。 ・いずれの場合も、出席者には、発言・リアクションペーパーなどの形での自身の意見を求めます(授業後にSlack等でコメントを共有します)。
成績評価方法
出席状況、報告内容、討論への参加、中間レポート(課す可能性がある)などを総合的に評価します。
教科書
開講時に提示します。
参考書
井口高志『認知症社会の希望はいかにひらかれるのか』(晃洋書房、2020) 武川正吾・森川美絵・井口高志・菊地英明編『よくわかる福祉社会学』(ミネルヴァ書房、2020) 福祉社会学会編『福祉社会学文献ガイド』(学文社、2023) 以上は担当者の関心やスタイル、専門領域を知るための本です。
履修上の注意
成績評価にあたっては課題提出状況や演習への参加の積極性なども重視します。