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最終更新日:2024年4月22日

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社会学演習III

生活保障の社会学(1)
生活保障とは、雇用保障と社会保障の二つの制度体系を指す。日本社会では、独特な雇用慣行に影響する形でやはり特徴的な社会保障が整備されてきた。日本の生活保障の特徴はどのような点に認められるか。本演習では、現代の日本社会における、生活保障の特徴を理解し、その課題や変容可能性を明らかにすることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04244363
FLE-HU4Z04S1
社会学演習III
米澤 旦
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
比較的最近の雇用保障や社会保障に関する社会科学の文献を検討し、日本の生活保障システムの特徴の理解する。例えば、以下のトピックスを扱う予定である。 ①正規・非正規労働者のセーフティネットの格差とその要因 ②ジェンダーによる雇用保障の格差とその要因 ③不平等と経済・社会保障体制の関連 ④雇用待遇によって生じる不平等
授業の方法
文献報告と研究報告からなる。文献報告では、課題文献に関して、報告者が要約と論点の提示を行い、ディスカッションを行う。参加者は発言やコメントペーパーによって議論に参加する。研究報告では卒業論文の執筆に向けて、それぞれの研究課題に関しての報告も行う。
成績評価方法
参加点(50%)とレポート(50%)
教科書
授業開始時に指示する。
参考書
小熊英二,2019,『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社. 大沢真理,2020,『企業中心社会を超えて――現代日本を〈ジェンダー〉で読む』岩波書店. 岩田正美,2017,『貧困の戦後史』筑摩書房. 田中拓道,2017,『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』岩波書店. その他は、授業中に指示する。
履修上の注意
特になし。