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最終更新日:2024年4月22日

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社会学演習II

現代社会の社会学(1)
現代社会の抱える諸問題やその成り立ち、構造とトレンドを分析するための基礎的体力を身につけるべく、現代の社会学の理論と方法について学んでいく。国内外の社会学者による古典的な、および最新の仕事を輪読形式で読み、ディスカッションを行う。扱うテーマとしては、政治におけるポピュリズムの台頭、分極化、経済における社会的格差の拡大、社会・文化におけるデジタル化のインパクトやアイデンティティ、承認をめぐる困難など、現代社会の諸問題を多岐にわたって取り上げる。今年度の後半は、文化社会学に関わる最先端の社会学理論を中心的に取り上げる予定である。文献購読に加えて、適宜、参加者の研究計画、進捗報告の時間を設ける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04244362
FLE-HU4Z04S1
社会学演習II
瀧川 裕貴
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
初回に現代の社会学理論に関する文献リストを提示し、購読・研究報告のスケジュールを決める。扱うトピックは例えば、次のようなものである。 1)政治におけるポピュリズムの台頭、分極化 2) 社会的格差の拡大 3) デジタル化、オンライン社会秩序の構造 4) 文化とアイデンティティ、社会階層
授業の方法
文献発表の場合、参加者は担当箇所について概要をまとめ、コメントをする。それに基づいて参加者全員により討論を行う。研究報告では、参加者が自らの研究計画や進捗を報告した後、それについて参加者全員がコメントや感想、意見を交換する。
成績評価方法
出席50%、文献・研究計画発表50%
教科書
なし
参考書
Salganik, M. J., 2018, Bit by Bit: Social Research in the Digital Age, Princeton: Princeton University Press.(瀧川裕貴・常松淳・阪本拓人・大林真也訳,2019,『ビット・バイ・ビット――デジタル社会調査入門』有斐閣.)
履修上の注意
参加者は最低1回のコメントをするなど討論への積極的な参加が求められる。