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最終更新日:2024年10月1日

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社会学特殊講義VIII

質的調査法
質的な社会調査のさまざまな方法について、歴史的・認識論的なパースペクティブにおいて理解すると同時に、その技法に含まれている可能性や注意すべき問題点、工夫などについて、先行する既存の研究や担当者自身の研究での調査実践などを事例にして考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
04244348
FLE-HU4Z03L1
社会学特殊講義VIII
武田 俊輔
S1 S2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
文学部
授業計画
1 講義の目的とスケジュール 2 社会調査における問題意識 3 「統計的・数量的」調査と「事例的・質的」調査 4 ライブラリーワーク/フィールドワーク 5 内容分析の歴史的な展開とメディア論(研究例の紹介と解説を含む) 6 写真や表象資料の分析(研究例の紹介と解説を含む) 7 聞き書きとインタビュー(研究例の紹介と解説を含む) 8 参与観察調査のプロセスとデータ化(研究例の紹介と解説を含む) 9 ライフヒストリーの方法意識(研究例の紹介と解説を含む) 10 ドキュメントと資料(史料)批判(研究例の紹介と解説を含む) 11 データの収集と自分なりのデータベースの構築(研究例の紹介と解説を含む) 12 データアーカイブとその活用(研究例の紹介と解説を含む) 13 社会調査をめぐる社会関係と調査倫理
授業の方法
講義形式である。
成績評価方法
リアクションペーパーの提出(22%)、講義期間中のミニレポート(30%)、最終レポート(48%)
教科書
なし
参考書
岸政彦・石岡丈昇・丸山里美,2016,『質的社会調査の方法 他者の合理性の理解社会学』有斐閣. 工藤保則・ 寺岡伸悟・ 宮垣元編,2022,『質的調査の方法〔第3版〕都市・文化・メディアの感じ方』法律文化社. 三井さよ・三谷はるよ・西川知亨・工藤保則編,2023,『はじめての社会調査』世界思想社. 宮内泰介・上田昌文,2020,『実践 自分で調べる技術』岩波書店. 新原道信編,2022,『人間と社会のうごきをとらえるフィールドワーク入門』ミネルヴァ書房. 野村康,2017,『社会科学の考え方 認識論、リサーチ・デザイン、手法』名古屋大学出版会. 佐藤健二,2014,『論文の書きかた』弘文堂. 佐藤健二・山田一成編,2009,『社会調査論』八千代出版. 佐藤郁哉,2015,『社会調査の考え方』(上・下)東京大学出版会. 谷富夫・山本努編,2010,『よくわかる質的社会調査 プロセス編』ミネルヴァ書房. それ以外は講義内で紹介する。
履修上の注意
社会調査士カリキュラムの「【F】 質的な調査と分析の方法に関する科目」に該当するため、社会調査士資格の取得を希望する者は履修することになる。なお資格を取得しない者の履修ももちろん可能である。 なお講義内で論文を指定し、事前に読んできてもらう場合がある。