学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
社会学特殊講義II
韓国の社会人類学
Social Anthropology of Korea
韓国社会を対象とする民族誌的研究の蓄積(担当教員によるものを含む)の省察的な再検討を通じて,現代韓国社会と韓国朝鮮社会の歴史的展開を,微視的かつ対照的に理解する視角を養う。ここで民族誌とは,フィールドワーク・現場研究の成果に基づく分析的記述を意味するが,韓国朝鮮社会を対象とする民族誌的研究は,植民地期の先駆的試みを批判的に継承しつつ,1960年代以降,韓国・北米・日本等の人類学者・社会学者によって,多様な試みが展開されてきた。この講義では,大きく次の3つの時期に分けて,フィールドワークの成果の歴史的脈絡化を試みつつ,各々の民族誌的研究の視角と展望を再整理する。
①植民地期朝鮮農村の先駆的調査,産業化初期の韓国農村
②産業化過程での韓国の都市/農村生活の変化
③ポストIMF(1997年金融・経済危機後)の韓国社会
MIMA Search